今後どうなる? ボルボが埼玉に大型サービスセンターを開設! その意図とは

ボルボの新しいサービスセンターでは年間5000台の入庫を予定する

 埼玉サービスセンターの建屋1階の半分は、主に納車前整備を担うPDI &PDSエリアとなっており、整備作業用のリフトが8機、最新の4輪アライメントテスターや車検検査用ラインも備えます。

2階半分のスペースと3階屋上は、合わせて260台分の駐車が可能
2階半分のスペースと3階屋上は、合わせて260台分の駐車が可能

 残りの半分は車両板金塗装を担うBPエリアで、大型の塗装ブース2基と簡易ブース1基を備え、最新のフレーム修正機も2機完備します。

 2階は会議や研修を行う多目的スペースに加え、車両のコーティングやアクセサリーの取り付け作業などを行うコーナーに加え、ボルボ認定中古車の撮影エリアを備えています。

 2階の残りのスペースと3階屋上は、合わせて260台分の駐車スペースを確保し、駐車スペースには最新の駐車位置管理システムを導入しています。

 1階から2、3階への移動は、EVにも対応する最大3トンまで対応できる大型の車両エレベーターを2基配備します。

 ここ埼玉サービスセンターを開設したことで、今まで各店舗に備え付けられたサービス工場の負担を軽減するとともに、作業スペースや人材の効率化、作業内製化によるスピードとクオリティの向上、そしてユーザービリティの向上をいっそう図ることができるようになりました。

 そして、今までは主に外注で対応していた板金塗装作業についても埼玉サービスセンターにて一括でおこない、作業品質の安定化と作業時間の均等化が図られることになります。

 既に全車電動化を果たしているボルボ・カー・ジャパンですが、今後は埼玉サービスセンターのような拠点を全国に展開していくことも視野に入れているということです。

 埼玉サービスセンターは、自動車メーカーと顧客を繋ぐ、将来の新たなビジネスモデルの可能性を示したと言っても過言ではないでしょう。

【画像】ボルボ「埼玉サービスセンター」の施設内を詳しく見る(30枚)

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