トヨタSUVに待った? 5m級新型3列SUV「テルライド」迫力トラ顔がスゴすぎる! 新ロゴ採用でどう進化?

キアは2021年6月16日に「テルライド」2022年モデルを北米で発表しました。北米で販売されるテルライドとは、どんな特徴のあるSUVなのでしょうか。

3.8リッターV型6気筒エンジンを搭載

 キアの北米法人は2021年6月16日に「テルライド」の新型モデル(2022年モデル)を発表しました。

 テルライドは北米で販売される3列シートSUVですが、同市場で販売される3列シートSUVには、トヨタ「ハイランダー」など日本の自動車メーカーのモデルも存在。

 そこで、新型テルライドとハイランダーがどのような違いがあるのか、両車の違いを見ていきます。

キア「テルライド」(2022年モデル)
キア「テルライド」(2022年モデル)

 キア最大サイズのモデルとなるテルライドは、同社として初めて北米市場専用に開発されたSUVです。

 ボディサイズは全長5001mm×全幅1989mm×全高1750mm、ホイールベースは2901mm。

 開発は、カリフォルニア州アーバインにあるキア・デザインセンターでおこなわれ、ボクシーなデザイン、そしてアップライトなフロントガラスが特徴です。

 なお、キアは2021年からロゴを新たなデザインに変更しており、新型テルライドに装着されるエンブレムも変更。

 連続性のあるデザインの新ロゴが、新型テルライドのフロントフェイスをより洗練された印象にしています。

 またキア車共通のフロントデザイン「タイガーノーズグリル」を表現するフロントグリルもブラッシュアップされたほか、内装面ではサイズが拡大した10.25インチのナビゲーションディスプレイの採用などが2022年モデルの特徴となります。

 一方、ハイランダーのボディサイズは全長4950mm×全幅1930mm×全高1730mm、ホイールベースは2850mm。

 米国での販売が主となるテルライドに対し、ハイランダーは米国やカナダのみならず欧州、中国、オセアニア(オーストラリアでは『クルーガー』として販売)など、幅広い市場で販売されるのが特徴となります。

 フロントフェイスは、切れ長のヘッドライトと台形のヘッドライトが特徴的です。先代モデルから空力性能が改善され、車両の走行安定性向上や風切り音の低減に寄与しているといいます。

 新型テルライドに搭載されるパワートレインは、3.8リッターV型6気筒エンジンのみで、8速ATが組み合わされます。駆動方式は2WDと4WDの2種類です。

 一方、ハイランダーに搭載されるエンジンは3.5リッターV型6気筒ガソリン(変速機:8速AT)と2.5リッター直列4気筒ハイブリッド(変速機:電気式無段変速)で、いずれにおいても駆動方式は2WDと4WDが選択できます。

※ ※ ※

 新型テルライドの価格は3万2790ドルから(日本円換算で約362万円から)で、一方ハイランダーの価格は3万5085ドル(約388万円から)となります。

 コストパフォーマンスにすぐれているといわれる韓国車ですが、ハイランダーなどに対して新型テルライドが北米の3列SUV市場においてどう人気を集めるか、注目されます。

【画像】全長5m級トラ顔SUV! 3.8LV6搭載の新型「テルライド」を画像で見る(20枚)

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2件のコメント

  1. 品の無いデザイン。ロゴをコロコロ変えるのもブランドに自身がない証。
    こんな日本未発売のまったく縁のない棺桶車の話題をわざわざ書く意味は?

  2. キアテルライドは2020年ワールド・カー・オブ・ザ・イヤーとってるし
    日本では無名だがアメリカでは売れている

    米国日産は値下げ競争に走ったせいで信頼性を落としてしまったので、韓国勢にかなり食われているのが現状

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