5速MTのみの硬派SUV! スズキ「ジムニー」人気爆発で新モデルを豪などで連投 4WD熱止まぬ2つの個性は
ニュージーランド市場とオーストラリア市場で、相次いでスズキ「ジムニー」の新モデルが発表されました。それぞれ、どんな特徴があるのでしょうか。
どちらも5速MTのみの設定で登場
2021年6月に、オセアニア市場でスズキ「ジムニー」(日本名:ジムニーシエラ)にふたつの新しい仕様が登場しました。スズキが製造するSUVのなかでも、ラダーフレーム構造を採用した本格4WD車として知られるジムニーですが、今回登場したのはどんなモデルなのでしょうか。
スズキのニュージーランド法人は、2021年6月8日に現地のエントリーグレード「JX」をベースとしたニュージーランド限定の特別仕様車「ジムニーサファリ」を設定しました。
ジムニーサファリはベースグレード同様に5速MT仕様のみの設定で、特別装備として「SUZUKI」ロゴ入のヘリテージグリルや、「Safari」デカールが入ったスペアタイヤカバー、ARBベースラック&サイドバーなどを装着。
タイヤは215/75R15のMaxxis Bravo 980オールテレインタイヤが採用されます。
ジムニーの持つワイルドさが専用パーツで強調されたジムニーサファリ。車両価格は2万9990ニュージーランドドル(日本円換算で約235万円)です。
一方、オーストラリアではより気軽にジムニーの魅力を味わえる「ジムニーライト」が登場しています。
スズキのオーストラリア法人によると、ジムニーライトは5速MT仕様のみの設定としたほか、標準車から各種装備を簡略化。
一例としては、アルミホイールからスチールホイールへ、ヘッドライトはLEDタイプからハロゲンタイプへ、エアコンはオート式からマニュアル式へそれぞれ変更されるなどの変更があります。
スズキのオーストラリア法人は2021年7月1日にジムニーライトの新たな情報を特設ウェブサイトで公開し、車両価格は同年8月1日に発表する予定です。
スズキのオセアニア市場の両現地法人によると、ジムニーはどちらの市場でも需要が高まっているといい、輸入待ち(納車待ち)が起きているとコメントします。
さまざまなSUVを開発・販売するスズキですが、ジムニーは現行モデルのなかでも世界的に注目される車種のひとつといえるでしょう。
それではここでスズキのSUVラインナップに関するクイズです。
スズキは2017年に日本市場で小型SUVの新車種を発売しました。この車種の名前は次のうちどれでしょうか。
【1】スペーシア
【2】ビターラブレッツァ
【3】クロスビー
【4】ハスラー
※ ※ ※
正解は【3】の「クロスビー」です。
クロスビーは2017年12月に登場した新規車種で、5ドアボディを持つリッターカー(1リッター直列3気筒直噴ターボ)の小型SUVとなります。
ラダーフレーム構造のジムニーシリーズほど本格的な悪路走破性はないものの、前出のジムニーシエラとボディサイズを比較すると、ジムニーシエラが全長3550mm×全幅1645mm×全高1730mm、クロスビーが全長3760mm×全幅1670mm×全高1705mmと、全幅・全高に関しては似たサイズ感になります。
※クイズの出典元:くるまマイスター検定
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