ポルシェ新型「911」に「GTS」が遂に登場! 見た目控えめな「大人911」とは?
「911GTS」は、ライトウエイトデザインパッケージを待つことがオススメ
●新型「911 GTS」シリーズのエクステリアはどうなった?
ブラックの20インチ(フロント)と21インチ(リア)のセンターロック式軽合金製ホイールは、911 ターボからの採用で、標準装備のスポーツエグゾーストシステムは、GTS専用セットアップと一部の車内断熱材の削減によって、さらにエモーショナルなサウンドの実現に寄与している。
それらに加え、外観に採用された多数のサテンブラックまたはハイグロスブラックのアクセントが911 GTSの特徴で、911タルガ4 GTSにはモデル特有のフープと「Targa」ロゴも含まれている。
サテンブラックで塗装された追加のエレメントには、スポイラーリップ、センターロック式軽合金製ホイール、エンジンフードルーバー、ドアと車両リアのGTSロゴが含まれる。さらにオプションで、これらとその他のディテールをハイグロスブラックで仕上げた、エクステリアパッケージを選択することも可能。さらに911 GTS全モデルには、フロント、リア、およびサイドシルに特徴的なトリムを備えたスポーツデザインパッケージが備えられた。
ヘッドライトのリムとデイタイムランニングライトの周囲はダークカラーで、ポルシェダイナミックライトシステムプラス(PDLS Plus)を組み込んだLEDヘッドライトを標準装備。テールライトはGTSモデル独自のもとなる。
●ライトウエイトデザインパッケージが本命か!?
さらに、今後、導入が予定されているライトウエイトデザインパッケージの装着により、ドライビングダイナミクスがより改善されることになる。
具体的には、軽量な炭素繊維強化プラスチック(CFRP)製フルバケットシートや、サイドウインドウとリアウインドウの軽量ガラス、軽量バッテリーによって、最大25kgの軽量化に成功しただけでなく、リアシートも取り外されるという。
その他のパフォーマンスの強化には、この装備パッケージに標準装備されるリアアクスルステアリングと追加のエアロダイナミクスエレメントが含まれている。
●新型「911 GTS」シリーズのインテリアはどうなった?
GTSモデルのスポーティなディテールは、機能的にも視覚的にもインテリアへと続いており、シフトレバーを10mm短縮したオプションの7速MTは、手首を動かすだけで迅速なギアシフトが可能。GTスポーツステアリングホイール、モードスイッチ付スポーツクロノパッケージ、ポルシェトラックプレシジョンアプリ、タイヤ温度表示が標準装備となっている。
電動4way調節機能を備えた標準装備のスポーツシートプラスには、横方向のサポート、快適性、および利便性を提供。車内の断熱材が削減されることにより、エモーショナルなエンジンサウンドが強化された。
また、数多くのRace-Tex装備が、エレガントでダイナミックな雰囲気を引き立てており、シート中央部、ステアリングホイールリム、ドアハンドルとアームレスト、収納ボックスリッド、およびシフトレバーは、すべてマイクロファイバー素材のトリムでカバーされている。
GTSインテリアパッケージでは、オプションにカーマインレッドまたはクレヨンのデコレーティブステッチを用意。シートベルトとヘッドレストのGTS刺繍ロゴや、レブカウンター、スポーツクロノウォッチにも同じコントラストカラーが使用され、GTSインテリアパッケージのダッシュボードとドアトリムのデコレーティブインサートは、マットカーボン製となる。
さらに、新世代のポルシェコミュニケーションマネジメント(PCM)は、追加機能と大幅に簡素化された操作を特徴としているという。メディアメニューのタッチエリアが拡大されただけでなく、ホーム画面のタイル配置オプションが一新された。改良された音声アシスタントは自然な音声を認識し、「Hey Porsche」で起動することができる。
iOSおよびAndroidユーザーは、完全なコネクティビティを利用することも可能。新型ポルシェ911 GTSモデルは、Apple Car PlayとAndroid Autoにより、対応する携帯電話のあらゆる機能を利用することができる。
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