「ペダル踏み間違い加速抑制装置」で暴走事故が減る? 高齢者だけでなく若者も装着すべき理由
ペダル踏み間違い加速抑制装置を装着すべき人とは?
ペダル踏み間違い加速抑制装置は、フロントバンパーやリアバンパーに取り付ける超音波センサーや車内のコントローラー、運転席から見える場所に取り付ける警告表示器といったパーツで構成されます。
前後約3m以内にある壁などを検知し、ブザー音と表示器に警告を出し注意喚起、それでも加速する(アクセルが踏まれる)ようなら速度を約5km/hに抑制するシステムになっています。
予算的には、メーカー純正の後付けキットは本体価格が4万円から8万円(+取り付け費用)。社外メーカーのものだと、取り付け費用込みで約5万円前後が中心となっています。
ネット通販などではもっと安価なものもありますが、やはり安全性や信頼性を考慮すると、国土交通省が認定した後付けキットが良さそうです。
では、後付けキットのペダル踏み間違い加速抑制装置はどのような人が装着すべきなのでしょうか。都内の整備工場に勤める整備士S氏に聞いてみました。
「足回りやセンサーの取り付け位置などの関係からSUVやフルサイズミニバンにはまだ装着できないのが残念ですが、高齢者や女性ドライバーの利用が多い小型車やセダン、軽自動車などには装着できます。
65歳以上のドライバーでなくてもうっかりペダルを踏み間違えてしまうような状況が多い人は、装着すればさらに安心感が得られると思います」
とくに、急な状況にパニックに陥りやすい初心者や、子どもを同乗させる機会の多い女性ドライバーなどにはおすすめだといいます。
「ショッピングモールなどの駐車場で、子供や周囲のクルマに気を取られてペダル操作を誤るケースも多々あるようです。クルマをぶつけてしまうとパニックになり、ブレーキと間違えてアクセルをベタ踏みしてしまった場合にペダル踏み間違い加速抑制装置が注意喚起や速度抑制してくれるので、自損事故や接触事故なども減らせると思います」
唯一残念なのが、国産メーカーはもちろん社外メーカーの後付けキットも輸入車への装着が不可能となっていることです。
現状では「ペダル踏み間違い加速抑制装置」の機能が正しく機能することが認められている国産車のみになっています。
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メーカー純正の衝突被害軽減ブレーキほどではないとはいえ、ペダル踏み間違い加速抑制装置の装着で駐車場などでの発進時の操作ミスはかなりカバーできそうです。
65歳以上のドライバーなら「サポカー制度」を活用して補助金(最大4万円)も支給されますし、若いドライバーも事故を起こしたときにかかる修理費などを考えれば、決して高い買い物ではないともいえます。
ただし、サポカー補助金の申請には期限があり、新車・中古車の購入に対する補助金は2021年9月24日、後付け装置の導入に対する補助金で2021年8月31日となっています。
補助金を申請する場合、早めに購入したほうがよさそうです。
まだ踏み間違いだと・・・
自分には嘘は通用しません。
飯塚幸三のせいでくだらん装着が標準化された。
逮捕もされず。こんなくだらん装着などいらんわ
ー。