自由度高い「どこでもキャンパー」 ウッドなハイエース&バネット登場!? 特注可能なバンライフ車とは
「バンライフ」という言葉が定着してきたことで、自動車メーカーや各種ブランドはバンライフテイストを盛り込んだモデルを続々と投入しています。そんななかで、中古車をオーダーメイドでバンライフ車に仕立てるサービスが開始されました。
中古車をオーダーメイドでバンライフ車に!
近年、勢いのあるアウトドア&キャンピングカー市場。最近では欧米発の「VANLIFE(バンライフ)」という言葉も定着しています。
バンライフとは、どのようなライフスタイルかつモデルなのでしょうか。
耳にする機会が多くなったバンライフとは、ラルフローレンの元コンセプトデザイナーであるフォスター・ハンティントン氏を中心にアメリカ西海岸で発祥し、世界中に広がりました。
固定観念にとらわれない直感的で自由な発想やライフスタイルは、世界中の多くの人々を魅了しています。
そして日本のキャンピングカー市場でもバンライフのテイストを取り入れたさまざまなモデルが続々と登場。
これまで、各ブランドやショップが設定した用品を装着することが前提ですが、新たに中古車をベースにオーダーメイドでバンライフ車を製作するサービスも始まりました。
そのなかで、2021年6月9日にサービスが開始されたのが「HAMMOCS」というサービスです。
HAMMOCSでは、ユーザーそれぞれのライフスタイルや好みに合ったオリジナルの車両を製作することが可能だといいます。
従来のコンプリート車両として販売されているものとは異なり、ユーザー自身がベース車両であるバンを指定。
木材の塗装色やファブリック、設置する棚やパーツなどを住宅のリノベーションするように選択し製作していきます。
中古車をベースにユーザーの必要な機能のみをオーダーメイドで施工することで、購入価格を抑えながらオリジナリティを活かした車両の製作が可能です。
現在、HAMMOCSのラインナップとしては、愛犬と何処でも行けることをコンセプトにした日産「バネットバン」ベースの「H-01」や、街乗りからアウトドアまで気軽に使えるスズキ「エブリイ」ベースの「H-02」、サーフィンやキャンプなど遊び心にフォーカスしたトヨタ「ハイエース」ベースの「H-03」などが用意されています。
それぞれに共通して車内は天井やドアパネルなど随所にフローリング調に仕上げているほか、テーブルや専用ボックスなどが架装されているほか、ハイエースベースの「H-03」ではオプションとしてシンクなどを設置することも可能です。
ただし、これらは施工例のため、車検基準の範囲でユーザーのアイディアや趣向を取り入れながら製作もできます。
HAMMOCSはオーダーメイドのバンライフ車を製作するサービスについて、次のように説明しています。
「当社のサービスが、新型コロナ禍で息苦しさを感じ易くなっている現代において、ライフスタイルや選択の多様性を認め合うきっかけのひとつになればと思っております」
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なお、オーダーメイドに関してベース車両の指定はないといい、「カスタムの自由度からバンタイプ(1ナンバー/4ナンバー)をおすすめしているものの、ミニバンやワゴンなどでも軽度のカスタムは施工が可能です。
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