慌てないで! クルマの「バッテリー上がり」なぜ起こる? 突然のトラブルを防ぐ方法とは
最近主流の「メンテナンスフリー」は点検必要?
一方で、最近ではメンテナンスフリーバッテリーの搭載が主流となりつつあります。
名前だけを見ると、一見メンテナンスが必要ないようにも思いますが、まったくメンテナンスがいらないというわけではないようです。
JAFによると、メンテナンスフリーバッテリーは通常のバッテリーとの違いとして構造的設計が挙げられ、プラスチック容器の密封性が高いことから電解液に含まれる水分の蒸発が少ないことが特徴とされています。
そのため、メンテナンスの際はバッテリー液の補充や比重のチェックはできませんが、点検用のインジケーターを備えており、そこに充電不足や液不足が表れるようになっているため、定期的な点検は必要になるといいます。
また、近年増えている電気自動車やハイブリッド車などは、クルマの走行用に利用するモーター駆動用バッテリーと、通常のガソリン車と同じ補機類用の2種類のバッテリーを搭載しているのが一般的です。
この点に関連して、日産の販売店担当者は以下のように話します。
「いわゆるバッテリーが上がりが起きにくい車種はほとんどなく、例えハイブリットカーや電気自動車であっても、通常のクルマと同じように発生します。
理由として、クルマを動かすバッテリー(駆動用)とナビゲーションなどのバッテリー(補機類用)が異なるためです。そのため、日常的なバッテリーの点検は大事といえるでしょう」
前述のとおり、クルマ全体のシステムを起動する際には、補機類用バッテリーが使われるので、上がってしまうとシステムの起動ができず走行できない可能性があります。
したがって、電気自動車やハイブリッド車であっても、ガソリン車と同じような注意とメンテナンスが必要となります。
※ ※ ※
バッテリー上がりはちょっとしたことが原因で起こりかねません。
主な原因である放電と劣化は、ちょっとしたチェックや点検で防ぐことができ、バッテリーを長持ちさせることもできます。
バッテリーは消耗品であることを忘れずに、セルモーターの回り方や、ライト類が暗いと思ったら販売店などに相談しましょう。
バッテリーの電圧管理する(テスターで時々電圧を測る、経験上電圧が10Vくらいしか無ければエンジンを動かせない=発電機を動かせない)
バッテリーの充電には最低でもエンジン回転2000回転をキープして走る必要がある。それでもチョイ乗りは×。2000回転キープの10キロは走らないと満足には充電されない。エンジンを掛けるにはかなりの電気を要するため。
アイドリングストップ付きでほとんど作動させたまま使用の短距離走行車。しかもディーゼル車。新車時装着のバッテリーで5年使用の物だがこの冬場からアイドリングストップの時間が短くなっている。バッテリーにきっちり仕事させれば性能末期迄使える。性能落とせばそれなりに交換頻度が増える事に。