地面ギリギリ! サゲ系「ジムニーピックアップ」登場! 見た目はジムニーも中身は何?
東京オートサロンにはさまざまなカスタムカーが出品されますが、「ジムニーピックアップ」のようなカスタムカーが存在しました。
車高サゲサゲなジムニーピックアップ!?
スズキ「ジムニー/ジムニーシエラ」(以下ジムニー)は、2018年に現行モデルが登場していますが、2021年6月現在でも納車時期が長く高い人気を誇っています。
そんななか、同じスズキから販売されている「ラパン」をベースにジムニー風に仕立てたカスタムカーが存在しました。
初代ジムニーは1970年に軽自動車唯一の4WDオフローダーとして誕生。4代目の現行モデルまで50年以上にわたってスズキを代表する1台となっています。
一方のラパンは、2002年に初代登場。現行モデルは2015年にフルモデルチェンジした3代目モデルとなり、累計販売台数約75万台以上を誇ります。
なお、2018年時点のユーザー構成比は、約9割を女性が占め、なかでも20代から30代がもっとも多いです。
このように異なるスズキ車をコラボさせたのが、千葉県にある自動車専門学校の日本自動車大学校(通称NATS)です。
東京オートサロン2020に向けて制作されたラパンベースのジムニー風のカスタムカーは「Easy Camper」と名付けられています。
制作コンセプトは、「東京オートサロン2019で話題を呼んだNATS JIMNY ADVENTUREにインスパイアされ、極限まで下げるスラムド・トラッキン×ジムニーをラパンで実現。2年に渡る2部作品」だといいます。
JIMNY ADVENTUREとは、NATSの30年記念プロジェクトとして製作された車高を13inch(約33cm)リフトアップした迫力のあるジムニーベースのカスタムカーです。
JIMNY ADVENTUREでは車高を上げているものの、Easy Camperでは車高を極限まで下げたいわゆるローダウン仕様となっています。
エクステリアは、現行ジムニーの顔面スワップをおこなっているほか、ジムニーシエラの特徴でもある強調されたオーバーフェンダーや、サイドステップがオフロード感を表現。
また、ドアは存在せず、ボディ後方をピックアップ化&ワンオフキャノピーしたことで、ラパンともジムニーとも異なるオリジナリティが表現されています。
Easy Camperについて、NATSの担当者は、次のように説明しています。
「ラパンのジムニー顔面スワップと極限までのローダウン化により、下げ系ジムニーが完成しました。
エアサスで車高を下げていますが、それだけでは地面着地は出来ない為、相当なボディ加工もおこなっているうえ、ピックアップ化もしています。
あらゆる部分をハードにカスタムをしているので、製作もオートサロン開催のギリギリとなり、車検の取得も大変でしたが無事にナンバーを取得しました」
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ラパンをベースにジムニーピックアップのようなテイストに仕上げたEasy Camper。
ルーフ部分にはスペアタイヤを4本搭載するなど、あらゆる面で存在感が凄いカスタムカーです。
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