1000万円超の500馬力が爆走! 即完売の新型「シボレー コルベット」の日本仕様をお披露目!

納車が始まった新型「シボレー コルベット」はどんなクルマなのか

 シボレー コルベットの歴史は長く、すでに誕生から67年を数えている。初代コルベットは1954年に登場。米国を代表するスポーツモデルとして人気を博している。

 この5月から日本での納車が始まった新型コルベットは、米国で2019年7月に世界初公開された8世代目モデルだ。今回のフルモデルチェンジで、初代から受け継いだFRレイアウトという伝統を破り、エンジンを運転席後方に配置するMR(ミッドシップ)レイアウトへ変更されたのが大きなニュースだ。これにより新次元のパフォーマンスと操作性・快適性が実現されているという。

 この駆動レイアウトの変更で、従来のロングノーズから、ショートノーズの欧州スーパーカー的なスタイルに刷新している。

新型「シボレー コルベット コンバーチブル」のインパネ。コルベット史上はじめて右ハンドルを設定した
新型「シボレー コルベット コンバーチブル」のインパネ。コルベット史上はじめて右ハンドルを設定した

 新型コルベットに搭載されるエンジンは、「LT2」型6.2リッターV型8気筒OHV。自然吸気ながら最高出力は502ps、最大トルクは637Nmを発生する。組み合わされるトランスミッションは、シボレー初搭載となる8速DCTだ。

 クーペのほか、コルベットとして初採用のリトラクタブルハードトップを採用した「コンバーチブル」も用意される。従来のソフトトップに比べると、より静粛なキャビンとセキュリティの向上、シームレスな格納によるクリーンな外観を実現しており、所要時間わずか16秒で開閉が可能。48km/h以下なら走行しながらでも開閉できる。さらに荷室は、ハードトップ格納時(オープン状態)でもゴルフバッグ2個を収納できるという。

 ボディサイズは全長4630mm×全幅1934mm×全高1234mm、重量はクーペが1526kg、コンバーチブルが1572kgというスペックだ。

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 新型コルベットは、前出のとおり2020年1月に東京ビッグサイトで開催された「東京オートサロン」でアジアプレミアされ、同年8月に日本における仕様と車両価格が発表された。

 クーペは2グレード、コンバーチブル1グレードの計3グレードでの展開で、コルベット クーペ2LTは1180万円(消費税込、以下同)、コルベット クーペ3LTは1400万円、コルベット コンバーチブルが1550万円という価格設定となっている。

 なかでもコンバーチブルの人気が高く、約300台用意された日本仕様の右ハンドル2021年モデルの受注は、およそ4割がコンバーチブルだったという。

 米国ではシボレー コルベット スティングレイという名称になるが、日本ではスティングレイは付かずシボレー コルベットとなる。

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Writer: 鈴木ケンイチ

1966年生まれ。國學院大学経済学部卒業後、雑誌編集者を経て独立。自動車専門誌を中心に一般誌やインターネット媒体などで執筆活動を行う。特にインタビューを得意とし、ユーザーやショップ・スタッフ、開発者などへの取材を数多く経験。モータースポーツは自身が楽しむ“遊び”として、ナンバー付きや耐久など草レースを中心に積極的に参加。見えにくい、エンジニアリングやコンセプト、魅力などを、分かりやすく説明するように、日々努力している。最近は新技術や環境関係に注目。年間3~4回の海外モーターショー取材を実施。

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