新型「MINI」を早くもチューニング! ACシュニッツァーが手がけたJCWとは
2021年5月25日に日本での発売がスタートした新型「MINI」。このマイナーチェンジ版MINIをACシュニッツァーが早くもチューニング&カスタマイズ。
最新MINIをフルACシュニッツァー仕様にカスタム!
BMW傘下となって登場したR50系から数えて3代目となる現行型F56系MINI。日本では2014年に発売され、2018年にはマイナーチェンジを受けてF56系LCIとなっているが、2021年初頭にさらなるマイナーチェンジを受け、発表された。
2021年5月25日に日本に上陸したF56系LCI IIの特徴は、前後バンパーの意匠変更や、ヘッドライトインナーのブラック化などがメインとなっている。フロントバンパーは6角形のフロントグリルがバンパー下部まで拡大され、フレーム付きとなることで強調されつつ、フォグランプがヘッドライトと一体化されているので、全体にすっきりとした印象が強くなった。リアバンパーも、フロントバンパー同様のフレームを設けることで意匠を統一している。
ではなぜ、このタイミングでさらなるマイナーチェンジがおこなわれたのか。考えるに、このF56系MINIをもう少しの間、売り続けたいというメーカー側の意図があるのではないだろうか。今後登場すると思われる電動化モデルとのデザインの統一性を狙いつつ、英国工場での生産がイギリスのEU離脱問題でどうなるのかということも踏まえてのモデル延命措置が、今回のマイナーチェンジの裏にあるのかもしれない、あくまでも憶測の域を出ないのだが。
いずれにしても、今回のマイナーチェンジは、ホットモデルであるJCW(ジョン・クーパー・ワークス)も同様におこなわれている。現在分かっている範囲では出力などの変更はないようで、大きな違いはエクステリアデザインの変更にとどまっているようだ。
とはいっても、アナウンスされていること以外で、どの様な変更が施されたのかは実車を確認しなければ詳しくは確認できない。そのため、チューニングパーツやカスタムパーツを開発しているメーカーは、なるべく早い段階で実車を手に入れ、あらゆる部分を旧型、今回でいえばF56系LCIと比較し、それまで販売してきたパーツが装着できるのか、装着できたとしても機能的な面での問題はないのかなど、さまざまな分析をおこなっていく必要がある。
BMWを得意としているチューニングブランドであるACシュニッツァーも、早い段階で2度目のマイナーチェンジとなるF56 LCI IIを準備し、パーツ開発を進めている。現在発売されているのは、パフォーマンスアップグレードとエキゾーストというエンジン関係と、サスペンションスプリングキット、ホイールセット、内外装パーツとなっている。
ACシュニッツァーがコンプリートカーとして新型MINIで選んだ素材は、「MINIジョン・クーパー・ワークス コンバーチブル」だ。それではひとつずつACシュニッツァーのパーツを見ていこう。
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