日本一安全な車にスバル「レヴォーグ」が決定! 「ファイブスター大賞」獲得した成績とは
国土交通省とNASVAは、2020年度に安全試験をおこなった10車種の安全性能の評価結果を2021年5月25日に発表。スバル「レヴォーグ」がファイブスター大賞を受賞しました。具体的には、どのような結果だったのでしょうか。
レヴォーグは190点満点中186.91点を獲得
国土交通省と独立行政法人 自動車事故対策機構(NASVA)は2021年5月25日、2020年度に安全試験をおこなった10車種に対する安全性能の評価結果を発表。
「ファイブスター賞」を6車種が獲得し、そのなかでスバル「レヴォーグ」が最高得点を獲得してファイブスター大賞を獲得しました。レヴォーグを含めた10車種は、具体的にはどのような試験を受けたうえで、今回の評価へと至ったのでしょうか。
評価項目としては、大きく3つのカテゴリに分かれているとのこと。
まず、フルラップ前面衝突試験やオフセット前面衝突試験、側面衝突試験をはじめとした全7項目からなる「衝突安全性能評価」。
そして、対車両や対歩行者(昼間および夜間)などの性能を見る衝突被害軽減ブレーキ性能試験や車線逸脱抑制性能試験など全7項目からなる「予防安全性能評価」。
最後に、「事故自動緊急通報装置の有無」が評価の対象だということです。
なお国土交通省とNASVAは、近年新車で普及の進む予防安全装備について、「予防安全技術はドライバーを支援するシステムであり、万能ではありません。周囲の状況によってはシステムが作動しない場合や十分な効果を発揮しない場合があります」と説明。
そのうえで、「取扱説明書をよく確認したうえで、システムに頼った運転はせず、安全運転を心がけてください」と呼びかけています。
※ ※ ※
2020年度に安全性能の評価試験がおこなわれたのは、レヴォーグのほかではトヨタ「ハリアー」「ヤリスクロス」「ヤリス」、日産「デイズ/デイズハイウェイスター」「キックス」、ホンダ「フィット」、三菱「eKワゴン/eKクロス」、ダイハツ「タフト」、スズキ「ハスラー」(OEM車のマツダ「フレアクロスオーバー」含む)が対象となりました。
そのなかで、ファイブスター賞は衝突安全性能と予防安全性能でどちらもAランクの評価を獲得し、さらに事故自動緊急通報装置を備えたクルマが対象となりますが、獲得したクルマはレヴォーグ、ハリアー、ヤリスクロス、ヤリス、デイズ/デイズハイウェイスター、フィットの6車種です。
そして前述のとおり、最高得点を獲得したクルマがファイブスター大賞となりますが、レヴォーグは衝突安全で100点満点中96.91点を獲得(10車種中トップ)。予防安全では82点満点、事故自動緊急通報装置の有無では8点満点を記録。合計、190点満点中186.91点でトップとなり、ファイブスター大賞を獲得しています。
レヴォーグの現行モデルは2020年11月に発売された2代目です。2020年12月7日には、その年のクルマにふさわしい一台を決める「2020-2021 日本カー・オブ・ザ・イヤー」も獲得するなど、高い評価を受けています。
それではここでクイズです。
2020-2021 日本カー・オブ・ザ・イヤー(大賞)を受賞した2代目レヴォーグですが、その前に当顕彰で大賞を受賞したスバル車は、次のうちどれでしょうか。
【1】5代目フォレスター
【2】5代目インプレッサ
【3】初代レヴォーグ
【4】初代BRZ/トヨタ86
※ ※ ※
正解は【2】の「5代目インプレッサ」です。
スバルは5代目インプレッサ(インプレッサスポーツ/インプレッサG4)で「2016-2017 日本カー・オブ・ザ・イヤー」を獲得。
そのため、2代目レヴォーグでの受賞はスバルとして4年ぶりの大賞受賞となります。
※クイズの出典元:カーデイズ
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