8割が「次も電動車を選ばない」 クルマ電動化の流れになぜ逆行? 購入ネックの理由とは

「環境に良いとされるクルマについての意識調査」の結果が発表されました。電動車以外のクルマを所有している人のうち約8割は「次も電動車を購入しない」と答えています。

約8割は「次も電動車を購入しない」、その訳は?

 電動車以外のクルマを所有している人のうち、約8割が「次回も電動車を選ばない」と回答していることが分かりました。

日産「リーフ アーバンクロム」
日産「リーフ アーバンクロム」

 2021年5月25日、クルマを所有する全国の男女1283人を対象におこなわれた「環境に良いとされるクルマについての意識調査」の結果をナイル株式会社が発表しました。

 調査のなかで「所有している車は、電動車ですか?」という質問では、「はい」が25.9%、「いいえ」が74.1%でした。

 この質問で「いいえ」を回答した人に「次回は電動車を購入しますか?」と質問したところ、「購入する」は16.1%、「購入しない」は83.9%でした。

「購入する」と回答した人に電動車の種類を聞いたところ、「ハイブリッド自動車」がもっとも多く42.8%で、以下、「電気自動車」33.1%、「プラグインハイブリッド自動車」19.3%、「燃料電池車」4.8%という結果でした。

 一方、次回は電動車を「購入しない」と回答した人にその理由を聞いたところ、「電動車は値段が高い(高そう)から」が39.9%でトップに。

 以下、「充電場所が少ないから」26.7%、「ガソリン車や旧車のほうが好きだから」11.1%、「電動車は普及していないから」10.1%、「電動車の性能が不安だから」6.3%、「その他」5.9%という結果になりました。

「電動車は値段が高い(高そう)から」と答えた人からの声としては「初期費用が高い」「費用対効果が低そう」といった内容が挙げられています。

「充電場所が少ないから」の回答では「集合住宅のため充電ができない」「まだまだ充電環境が整っているとはいえない」などの意見が出ています。

「その他」は「パワーがない」「10年で買い替えが必要になってしまう」という声も寄せられていたといいます。

 政府は2020年12月に、「遅くとも2030年代半ばまでに、乗用車新車販売で電動車100%を実現できるよう、包括的な措置を講じる」と発表。

 また、東京都の小池百合子知事も「2030年までに、(都内で販売される乗用車新車販売の)100%非ガソリン化を目指す」と発言しています。

 自動車メーカーも、電気自動車(EV)をはじめプラグインハイブリッド車(PHEV)や燃料電池車(FCV)のラインナップを拡充するなど、「脱ガソリン」「電動化」の流れが加速しています。

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コメント

4件のコメント

  1. ガラケーユーザーがスマホはいらないって言っているような回答だな。
    当方は次もBEVとPHEVにする。
    自宅用のバッテリーとしても使えるから、家庭用バッテリーは高価。
    費用対効果は抜群。 結局初期投資出来ない人には高く感じて、出来る人は安く感じる。
    使い方次第って事だね。

    • 実に愉快で壮快な尺度だな。

  2. ハイブリッドはさておき、純粋な電動車は今のところ充電や航続距離とか使い勝手が悪いから勘弁だわな。

  3. 電動化、脱石油は、いいと思うが、航続距離を伸ばすためには、車のエアコン、その他電装品の利用を辞めなくてはならないのか、その辺がクリアできたら、いいと思うのだけれど。
    未来像は、どうなんだろうか