ボディは小さくても目ヂカラがすごい? 生意気そうに見えちゃう小型車5選

クルマのデザインのなかでも重要なパートはフロントフェイスです。文字どおりクルマの「顔」ですから、第一印象が決まるといってよいでしょう。近年はシャープなヘッドライトでコワモテなモデルが多く、そうした流行は軽自動車やコンパクトカーへも波及。そこで、生意気そうに見えるほど眼力が鋭いコンパクトモデルを、5車種ピックアップして紹介します。

生意気そうなフロントフェイスの小型車を振り返る

 クルマの外観デザインは販売を大きく左右する重要な要素ですが、なかでもフロントフェイスは文字どおりクルマの「顔」にあたる部分で、第一印象が決まるといえるパートです。

コンパクトな車体ながらコワモテなフロントフェイスのクルマたち
コンパクトな車体ながらコワモテなフロントフェイスのクルマたち

 このフロントフェイスは時代によって流行が変化しており、近年はLEDヘッドライトの普及によって造形の自由度が増したしたことから、シャープな印象のコワモテなクルマが多くなりました。

 以前はコワモテなクルマというと大型のミニバンやセダンというイメージが強かったのですが、近頃はコンパクトカーや軽自動車にも波及。

 そこで、生意気そうに見えるほど眼力が鋭いコンパクトモデルを、5車種ピックアップして紹介します。

●スズキ「アルト」

先代から一変して怒り顔になった印象の8代目「アルト」
先代から一変して怒り顔になった印象の8代目「アルト」

 1979年に誕生して以来、スズキを代表する軽自動車のエントリーモデルである「アルト」は、現行モデルで8代目にあたり、すでに40年以上もの歴史を刻んできました。

 現行モデルのアルトは2014年に発売され、軽乗用登録の5ドアセダンが基本で初代からの伝統を受け継ぐ4ナンバーの商用バンをラインナップ。

 新プラットフォームの採用によりエンジンルームを最小化したことで、軽セダンではトップクラスの室内長を実現するとともに従来モデル比で60kg軽量化され、最軽量の「アルト F」グレードでは驚異的な610kgを達成しています。

 この8代目アルトのフロントフェイスはスパッと切り落としたような平面のようで、台形を横置きにしたコンビネーション・ヘッドライトを配置。

 7代目がファニーな印象だったのに対して、8代目では睨むような目となっています。

 また、近年の軽自動車としては珍しくメッキパーツでの加飾はエンブレム以外無く、エントリーモデルらしくシンプルさを強調。

 64馬力のターボエンジンを搭載する「アルトワークス」では同様のデザインながら、メッキパーツをアクセントに使うことで、よりヤンチャな印象となっています。

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●三菱「eKクロス」

ラインナップの末弟ながら力強さのあるフロントフェイスの「eKクロス」
ラインナップの末弟ながら力強さのあるフロントフェイスの「eKクロス」

 2019年3月に発売された三菱の軽トールワゴン「eKクロス」は、4代目「eKワゴン」と同時に発売された、流行のクロスオーバーSUVです。

 外観の特徴である縦型3灯式LEDヘッドライトは、三菱車共通のデザインコンセプト「ダイナミックシールド」を取り入れており、一見するとヘッドライトに見えるシャープに吊り上がった薄型のライトがポジションランプで、かなり押し出し感のあるフロントフェイスとなっています。

 また、前後フェンダーアーチとサイドステップをブラックカラーに加飾し、ルーフレールを装着するなどSUVらしさを演出。

 パワートレインにはCVTと2.7馬力のモーターを組み合わせたマイルドハイブリッドが採用され、最高出力52馬力の直列3気筒自然吸気エンジンと、64馬力の直列3気筒ターボエンジンが用意され、三菱初の高速道路同一車線運転支援技術「MI-PILOT(マイパイロット)」を設定するなど最新モデルにふさわしく、先進安全技術も充実しています。

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●ダイハツ「ブーン シルク」

ちょっと攻撃的な小動物といったイメージの「ブーン シルク」
ちょっと攻撃的な小動物といったイメージの「ブーン シルク」

 ダイハツ「ブーン」は2004年に初代が登場した5ドアハッチバックのコンパクトカーです。トヨタにもOEM供給され「パッソ」として販売。軽自動車よりも余裕ある走りが可能なことから、一定の人気をキープしています。

 そして、現行モデルのブーンは2016年にデビューした3代目で、標準グレードの「X」と、ヘッドライトやフロントグリル/バンパーの形状を変更した上級グレードの「CILQ(シルク)」、ダイハツのオリジナルデザインとなる「STYLE(スタイル)」のデザイン違いによる3タイプをラインナップ。

 エンジンは全グレードで共通の1リッター直列3気筒DOHCを搭載。最高出力は69馬力とローパワーながら910kg(2WD車)と軽量なボディで、キビキビとした走りが可能です。

 この3代目ブーンのなかでもシルクは大胆なデザインの六角形大型フロントグリルが特徴で、近年のモデルでは珍しい丸目基調でいて吊り上がったヘッドライトとの組み合わせによって、口を大きく開けて怒っているようなイメージとなっています。

 なお標準グレードのXはフロントグリル上部の水平ラインをシルバー塗装に加飾され引き締まった顔立ちで、スタイルはシルクと似ていますがフロントグリルは丸みのある笑った感じのカワイイ印象です。

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1件のコメント

  1. メキシコマーチのデザインは日本などでも採用してほしい。未だに10年以上前のデザインでは売れるわけもない。

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