全長5m越え! 大型SUV「パスファインダー」生産開始! かつての「テラノ」の最新版とは

日産の大型SUV「パスファインダー」の生産が開始されたことを、米国日産ホームページにて発表しました。パスファインダーは2021年夏より納車が開始される予定です。

日産の新型SUV「パスファインダー」生産開始!だけど国内販売は未定…

 日産の大型SUV「パスファインダー」の生産が開始されたと米国日産が発表しました。
 
 パスファインダーは、その初代と2代目までは中型SUVとして、「テラノ」の名前で国内販売もしていた車両です。

パスファインダー生産風景
パスファインダー生産風景

 新型パスファインダーは、今回のモデルチェンジで5代目となりました。

 ボディサイズは全長5004×全幅1980×全高1778mmとなり、長さ5mを超え、幅も2m近くなりもはや大型SUVといえるサイズに拡大。

 エンジンは全グレードで、最大出力284馬力を発生する3.5リッター直噴V型6気筒エンジンを搭載しています。

 一部グレードでは先進運転支援技術「ProPILOT Assist」も搭載し、最上級グレードであるプラチナグレードであれば、「ProPILOT Assist with Navi-link」を装備。

 これは、通常の「ProPILOT Assist」に加えナビゲーションの地図情報を活用して、前方のカーブや分岐合流点に合わせてスムーズに車速を調整するとともに、高速道路の出口での減速等も支援します。

 外観デザインにも大幅な変更が見られ、力強いフロントフェイスや厚みあるフェンダーに加え、先代モデルよりもさらに短くなったフロントオーバーハングなど、力強さと性能を表現するため、細部まで入念にデザインされています。

 そんな新型パスファインダーですが、米国での生産が開始されましたが、国内での販売は未定です。

 新型パスファインダーの生産は、米国にある日産スマーナ工場でおこなわれます。(エンジンについては、テネシー州デッチャードパワートレイン工場)

 スマーナ工場は2004年の3代目パスファインダーから生産を続けています。

 現在、同工場では新型パスファインダーのほかに、「アルティマ」、「マキシマ」、「リーフ」、「ローグ」、インフィニティ「QX60」といった中・大型SUVやセダンが生産されています。

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