前澤友作氏が発注した1点モノ「ロールス・ロイス」が完成! エルメスとのコラボ「ファントム・オリベ」とは

馬具工房からスタートしたエルメスの技が光るインテリアとは

 ロールス・ロイス初の試みとして、ドア・アームレスト、センター・コンソール、リア・コンソール、さらに特筆すべきはヘッドライナーに、エルメスを代表する「トワル・アッシュ」キャンバス地が採用された。

ロールス・ロイスのビスポーク部門とエルメスのコラボで実現した「ファントム・オリベ」のインテリア
ロールス・ロイスのビスポーク部門とエルメスのコラボで実現した「ファントム・オリベ」のインテリア

 エルメスは、乗馬の伝統と革新的なクラフツマンシップのノウハウをクルマのインテリアに注ぎ込み、馬具職人が使用していたステッチやエッジ・ペイントの技術を使ってレザー張りを仕上げている。

 ダッシュボードの幅いっぱいにわたっているファントムの「ギャラリー」は、ロールス・ロイス独自の装備であるが、ここにもエルメスの技量が遺憾なく発揮されている。

 エルメスの象徴的なスカーフを数多く手がけた著名なフランス人アーティストでイラストレーターでもあるピエール・ペロン(1905?1988年)のデザインをもとに、エルメスはファントムの「ギャラリー」のためのアートワークを制作したのだ。

 印象的なエルメスの馬のモチーフにインスパイアされたこの作品は、オープン・ポア・ロイヤル・ウォールナットを素材に手描きしたもので、アート・ギャラリーのようにガラス越しに飾られているのが特徴だ。

* * *

 ロールス・ロイス・モーター・カーズ最高経営責任者、トルステン・ミュラー・エトヴェシュ氏は次のようにコメントしている。

「この荘厳で味わい深いロールス・ロイス・ファントムは、世界の2大ラグジュアリー・ブランドの才能ある人々が、前澤氏のような、先見の明がありインスピレーションに満ちたお客様と密接に協力することで、どのようなことが可能になるかを示しています。その結果はひとりひとりの真心、専門知識、ビジョン、そして技能の集大成として、両社の職人や能力の粋を集めた作品となっています」

【画像】前澤友作氏がプライベートで使用する「ファントム」とは?(22枚)

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3件のコメント

  1. なんだか仏壇みたいな顔だな・・・
    で、個人タクシーならぬ故人タクシー御用達とかw
    またお叱りうけそうだけど止められないんだよ〜

  2. まぁいいんじゃないの?
    ただ日本人から巻き上げた金で他国の製品ばかり買って”精神的に大丈夫かね?”と思うけどな。
    まぁセンチュリーは売ってもらえないし、オーダーで勝手に色を作ってもいけないだろうけどな。
    だからこそ”品のない成金”になれるわな。

  3. どうせ金掛けるなら、ロールスロイスのクーペが公開されてたけど、あれを総西陣織とかハカランダとか世界で取り扱い出来ない品をこれでもかってくらい金使って世界で一台の車でもなんでも作れば良いのに?
    どこぞに有る有名ブランドの内装ですよって言う、ただの見栄っ張りじゃん?
    と、貧乏人のやっかみでした。
    でも、乗らない車何台あってもオブジェでしか無いだろ!

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