トヨタ新型「ライズ」MT仕様を発表! GRエアロ仕様もインドネシアで同時投入へ
トヨタのインドネシア法人が2021年4月30日に現地仕様の「ライズ」を発表しました。日本仕様のライズにはない独自仕様もあるというのですが、いったいどんなコンパクトSUVとして登場したのでしょうか。
専用エアロ装着でスポーティな“ライズGRスポーツ”とは?
トヨタのインドネシア法人は2021年4月30日に現地仕様の「ライズ」を発表しました。日本でも人気の高いライズですが、インドネシア仕様には日本仕様とは異なる特徴があるといいます。
いったいどんなコンパクトSUVとしてインドネシアで登場したのでしょうか。
ライズはダイハツ「ロッキー」のOEM車として2019年11月5日に日本で発売されました。
日本での販売は好調で、日本自動車販売協会連合会が発表する2020年4月から2021年3月までの販売台数は12万988台を記録し、登録車2位を獲得しました。
そんななか、OEM元のロッキーとともにインドネシアでの販売が開始された現地仕様のライズは、インドネシア国内のダイハツの工場で生産されるモデルです。
ボディサイズは全長4030mm×全幅1710mm×全高1635mmで、日本仕様のライズ(全長3995mm×全幅1695mm×全高1620mm)より少し大きく、日本では3ナンバー枠に相当する全幅となります。
グレード展開として「1.0T GRスポーツタイプ」「1.0T Gタイプ」「1.2 Gタイプ」の3グレードが存在。
ライズ 1.0T GRスポーツタイプは、トヨタがグローバルで展開するモータースポーツブランド「GR」を冠した仕様で、フロント/リアバンパー、サイドスカートが専用のエアロ仕様となり、スポーティな外観を演出。
シートはファブリックとレザーのコンビシートとなるほか、レザーステアリング、パドルシフトなどが専用装備されます。
搭載されるエンジンは、1.0T GRスポーツタイプと1.0T Gタイプが1リッターターボ、1.2 Gタイプが日本のライズにない1.2リッター自然吸気です。
組み合わされるトランスミッションは、1.0T GRスポーツタイプが全車CVT、1.0T Gタイプと1.2 Gタイプが、CVTのほかに日本のライズにない5速MTを選択可能となっています。
また、1.0T GRスポーツタイプでは衝突被害軽減ブレーキやブレーキ制御付誤発進抑制機能、アダプティブクルーズコントロールなどをはじめとした予防安全装備も搭載されます(レスオプション仕様もあり)。
インドネシア仕様のライズの価格は、1.0T GRスポーツタイプが2億4470万ルピアから(日本円換算で約184万円から)、1.0T Gタイプが2億1990万ルピアから(約166万円から)に設定されています。1.2 Gタイプの価格はまだ公式ウェブサイトで明らかになっていません。
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