全長3m以下の「GT-R」爆誕! なぜトヨタ「iQ」をベースに? 小さな存在感が凄いカスタム仕様とは
2009年に発売されたトヨタ「iQ」は、その可愛らしいインパクトが大きな話題となりました。しかし、その可愛らしさを一転させる、日産「GT-R」の見た目を再現した「iQ-R」が存在していました。
超小さな「iQ-R」とはどんなクルマ?
トヨタ「iQ」は、2009年に発売されたマイクロミニカテゴリーに入るコンパクトカーです。小さいながら乗車定員は4名となっています。
そのiQに、日産が誇るスーパースポーツ「GT-R」風なデザインのカスタマイズモデルが存在するといいます。
全長2985mm×全幅1680mm×全高1500mm、ホイールベース2000mmと全幅以外は軽自動車よりも小さなサイズのiQ。
ホイールベースは2mと軽乗用車よりも短く、さらにステアリングの切れ角が大きいため、取り回しも非常によく最小回転半径は国産乗用車として最小レベルの3.9m。小回りがきき、見た目もコンパクトですが全幅が1680mmあるため、前席は十分な余裕があります。
iQの特徴は何といってもその「唯一無二」のデザインです。小さくても存在感があり、全長3mしかないのにしっかりとした安定感を感じさせます。
一度見たら忘れない印象的なルックスを持つiQは南フランス、ニースに拠点を持つトヨタ欧州デザインスタジオ「ED2」によってデザインされました。
なお、iQはアストンマーティンにベース車両のOEM供給がおこなわれ、2011年にiQのアストン版となる「シグネット」が発売されました。
卓越した技を持つ職人が内装のすべてを手作業で仕上げるなどアストン独自の仕様とし、こちらも話題を集めました。
そして、この非常に優れたデザインを持つiQにもっとインパクトのある外観を与えたカスタムモデルがあります。
その名も「iQ-R」。初のお披露目は2011年1月に開催された東京オートサロンでした。
このiQ-Rを製作したのは、斬新なスタイルのドレスアップカーやチューニングカー制作で世界的に有名なヴェイルサイドです。
ヴェイルサイドは、映画「ワイルド・スピード」シリーズに出てくる多様なスポーツカーのコンプリート製作でも有名で、なかでもシリーズ3作目となる「TOKYO DRIFT」に登場したオレンジと黒の「RX-7 Fortune」が当時大きな話題となりました。
このRX-7のボディキットは、発売から10年以上経過した現在も世界中のファンから注文が入るほどの人気があるといいます。
そんなヴェイルサイドが制作したiQ-Rの車両製作コンセプトは「ヴェイルサイド発のエコカートヨタiQをベースにスポーツマインドを連想する力強いデザインをコンセプトにコンプリートカーを製作」となっています。
改造箇所は、フロントバンパー、サイドスカート、リアバンパー、リアスポイラー、エンジンフードなどさまざまな部分で、展示車両のマフラーはフジツボ製、インテリアはロベルタ製に変更されています。
だっさ
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オタクのコメントがだっさ
一々やかましいやっちゃな