日産SUVは「キックス/エクストレイル」だけじゃない! 日本でも売ってほしい海外のイケてるSUV
北米で販売される大型SUVとは?
北米の日産は、大型の「アルマダ」や「パスファインダー」からミドルサイズの「ムラーノ」、ローグ、コンパクトな「キックス」「ローグスポーツ(キャシュカイ)」など、さまざまなSUVをラインナップしています。
最近では新型パスファインダーが2021年2月に発表され、夏より発売されることがアナウンスされました。
力強いフロントフェイスや厚みあるフェンダーに加え、先代モデルよりもさらに短くなったフロントオーバーハングなど、力強さと性能を表現。
また、初代モデルのオマージュとして、スリースロットグリルと組み合わされたVモーショングリルやC字型のヘッドライト、流れるようなルーフラインなどを採用しました。
室内では、標準モデルは8人乗車ですが、今回パスファインダーとして初めて2列目にキャプテンシートを採用したグレードを設定。時代に合わせた変化も取り入れています。
パワフルな走行性能も魅力のひとつで、284馬力を発生する3.5リッター直噴V型6気筒エンジンと新型の9速ATとの組み合わせにより、滑らかかつ力強くダイレクトなレスポンスを実現ました。
北米でも販売されるキックスは、日本はもちろん、アジアや南米でも展開されるグローバルモデルです。
現行モデルは2016年にデビューしていますが、2020年にマイナーチェンジを受け、このタイミングで日本にも導入されました。
キックスも大型のVモーショングリルを装着するのはほかの日産車と同様。力強さとスタイリッシュさが共存するコンパクトSUVとして、世界で人気を博しています。
2020年にインドでデビューしたコンパクトSUVとして「マグナイト」があります。インドだけでなくアフリカでも販売されるモデルです。
マグナイトの最大の特徴は全長4m以下の小型SUVであることです。日本で人気のトヨタ「ライズ」と同じくらいの大きさとなります。
筋肉質なボディにはダイナミックな八角形の大型グリルを装着あい、日産の新しいブランドロゴもグリル中央に配置され、SUVらしさを際立たせるデザインとしていますが、日産が新興国で展開している「ダットサン」ブランドのモデルと似たデザインです。
新開発の1リッターターボエンジンと自然吸気エンジンを搭載。ターボエンジンには「GT-R」などにも採用されている「ミラーボアシリンダーコーティング」技術を取り入れて、エンジン内部の抵抗を低減し、スムーズな加速と燃料の効率的な使用を可能にしました。
トランスミッションは5速MTとCVT(ターボ車のみ)が用意されています。
インドでは549万ルピー(日本円で約79万円)という低価格を実現しました。
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ほかにもフレームSUV「テラ」(東南アジア)や「パトロール」(中東)など、日産にはさまざまなタイプのSUVがあり、日本でも売って欲しいモデルがたくさん存在しているのです。
今後の日本市場では、SUVタイプの新型EVとして「アリア」が投入されることになっています。
新型エクストレイルも2021年度内に国内発売されるとも噂されており、日産SUVの動向から目が離せません。
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