「クルマの売り方」なぜ変わった? クルマ好きじゃない営業マン増加? 変わりゆく新車販売
オンライン商談でクルマは売れるのか?
最近では、新型コロナウイルスの感染拡大防止の観点からオンライン商談を開始する新車販売ディーラーが増えました。
オンライン商談とは、ビデオ通話でクルマの外観や内装をチェックしたり、ラゲッジルームやシートアレンジなどを見ながら商談を進めることです。
従来の対面商談と異なる点はあるのでしょうか。ディーラーの営業スタッフは、次のように話しています。
「オンラインでの商談をするときはZoomでクルマの映像を見ながら購入に向けたお話を進めさせていただいております。
お客さまからの質問に対し、映像付きでお答えできるので、わかりやすいと思います。
また、カタログで確認できない細かい部分まで解説できるので、ショールームでの商談とほぼ変わりのない商談ができます」
オンライン商談では、自宅にいながら実車を映像で確認できるため、ショールーム行く手間を省略することができます。
また、オンライン商談だけで契約したことがある営業スタッフは、次のように話しています。
「ショールームでの商談とほぼ変わらない感覚で話を進められるので、オンライン商談だけで成約したことがあります。
また、オンライン商談を有効に利用するお客さまもいらっしゃいます。
最初に実車を見るためにショールームへ足を運び、最終的な金額や支払方法のお話をオンラインでおこなう人もいました。
別のケースでは、最初はオンラインで商談をスタートさせて、最終的な判断をするときにショールームにいらっしゃる人もいます。
ただ、オンライン商談では、試乗ができなかったり、クルマの質感を実際に感じていただけないのがデメリットではあります。
ですが、事務的なご連絡などはオンラインで済ませられるので従来よりもスムーズに進められていると感じています」
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クルマを購入する際の窓口である営業スタッフの働き方は、今も昔も変わらない部分があります。
しかし、オンライン化やペーパーレス化により、実際に面会して商談したり書類の受け渡しをしたりする回数は減っているでしょう。
今後さらにオンライン化やペーパーレス化、そして、ハンコレスが進めば営業スタッフの働き方は劇的に変わるかもしれません。
クルマ好きじゃない営業マン出なくてもいいが、そういう人間が営業をして、客の質問とかにちゃんと答えられるのかね?
今日日、個人(いわゆる通勤とか買い物以外でも使う)で”クルマ”と言うものを買う人間って基本的に車が好きだったりして結構細かいことを知っているわけで、その人が聞きたい事って結構営業マニュアルのないようなマニアックなことがある。
それにきっちっと答えられなければ客が逃げていくのでは?