ベントレー新型「ベンテイガ」の推奨ドライブモードをお教えします
COVID-19が世界中で猛威を振るおうとしていた2020年3月、本社クルーでベントレー新型「ベンテイガ」を目にしていた山崎元裕氏が、1年の時を経て東京でベンテイガのステアリングを握ったファーストインプレッションをお届けする。
ラグジュアリーさが増した「ベンテイガ」のコックピット
ベントレーのSUV「ベンテイガ」に大幅なマイナーチェンジが施され、2020年にニューモデルへと進化を遂げた。実はこの新型ベンテイガ、個人的にはそれに触れるのは初めてのことではない。
実は2020年3月に、ベントレーはイギリスでベンテイガのシークレット・プレビューを開催しており、幸運にもそのイベントに参加することができたのである。
しかし、すでにこの時に世界的に広がりつつあったCOVID-19の影響で、まさに逃げ帰るかの如くイギリスから帰国することになってしまった。
新型ベンテイガの情報をVAGUEで配信できたのは、それから3か月以上経った2020年7月になってからである。
英国クルー本社で新型ベンテイガに触れてから、1年以上の時が経ち、ようやくそのステアリングを握るチャンスが訪れた。
ちなみにベンテイガのラインナップは、今回のマイナーチェンジによって、550psの最高出力と770Nmの最大トルクを誇る、4リッターV型8気筒ツインターボエンジン搭載車がメインとなり、これまで設定されていた6リッターW型12気筒エンジンは、「ベンテイガ・スピード」のみの専用エンジンと扱いが変更されている。
全長5125mm×全幅1995mm×全高1755mmという大柄なボディでも、V型8気筒エンジン搭載車をメインとできたのは、その運動性能にカスタマーが十分な満足を得た証拠だろう。参考までに、気になる車重は2440kgと発表されている。
さっそくその重厚なドアを開き、ベンテイガのドライバーズシートに身を委ねる。さまざまなディテールの変化で、一気にスタイリッシュな雰囲気を強めたエクステリアだが、最近のベントレーはそれ以上にキャビンの美しさ、そしてデザインの秀逸さに魅了されることが多い。
このベンテイガももちろん例外ではなく、さらに機能的にも新しい機能も追加された。例えばキャビンの空気から汚染物質を除去するためのエアイオナイザーや、5人乗り仕様ではさらにリクライニング角度が大きくなった後席など、美しさと機能の両立が確かに図られている。
さらに後方のラゲッジルームは、後席を使用した状態でも484リッターの容量を確保。後席は40:20:40の比率で分割可倒することができるので、使い勝手にも優れている。
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