「一利なし」燃費・排ガスステッカー貼付廃止の流れに歓迎の声広がる!「嫌だった」何%?
ステッカーを廃止するメーカーに対する評価は?
次に、公式ウェブサイトで廃止を表明したトヨタをはじめ、廃止の動きを見せる各自動車メーカーの動きについて同評価するかを「とても評価する」「まあまあ評価する」「あまり評価しない」「まったく評価しない」の4択で聞きました。

その結果、とても評価するという回答が76.1%を記録。まあまあ評価する(19.7%)、あまり評価しない(2.8%)、まったく評価しない(1.4%)と続き、多くのユーザーが歓迎していることがわかります。
そして燃費基準や排出ガス基準の達成具合が「エコカー減税」と関係があることについて、どれくらい知っているかを「良く知っている」「まあまあ知っている」「あまり知らない」「まったく知らない」の4択で聞いたところ、良く知っているという回答が50.7%、まあまあ知っているという回答が40.8%で、2つをあわせると90%以上を記録。
あまり知らない(2.8%)、まったく知らない(5.6%)を大きく上回りました。
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前出の国土交通省の担当者は、ステッカーの掲出をボディへの貼り付けとホームページ・カタログへの表示の選択制となった要因として、ステッカーが最終的に劣化で見えなくなってしまうことも考慮したと証言します。
また、アンケート回答者のひとりは「エコカー減税が開始された頃はそれなりに意義があったと思うが、いまとなっては必要性を感じません」と意見します。
自動車メーカーやユーザーの環境意識が高まったことによって、燃費基準達成/低排出ガス車ステッカーの立場や役割も変化していったのかもしれません。
Writer: くるまのニュース編集部
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