ヴェノム顔の「サイバースター」写真初公開! MGのフルEVコンセプトの中身は?

市販化でどこまで現実化されるか楽しみなコックピット

 外観だけでなく、インテリアもサイバースターは見所が満載だ。

ドアパネルと赤いレザーハンドルには、ボディサイドを貫く「レーザーベルト」が反映されている
ドアパネルと赤いレザーハンドルには、ボディサイドを貫く「レーザーベルト」が反映されている

 デジタルファイバーをテーマにしたインテリアデザインでは、ドライバー中心のレイアウトを採用し、運転席と助手席を分離したコックピットと、中央にセカンドスクリーンを備えた大型のLEDインストルメントクラスターを配置。

 ドライバーの前方に設置されたスクリーンには、車両の主要な情報がモダンでミニマルなスタイルで表示され、中央のディスプレイには、よりインタラクティブな機能が搭載されている。

 MGの「ゼロ・グラビティ」シートにはフローティング・ヘッドレストが装備され、ドアパネルと赤いレザーハンドルには、ボディサイドを貫く「レーザーベルト」が反映されている。

 SAICデザイン・アドバンスド・ロンドンのディレクターであるCarl Gothamは、次のようにコメントしている。

「サイバースターは、MGの未来を強く見据えた大胆なステートメントであり、MGの伝統に触れることはもちろん、より重要なこととして、現在のMGのテクノロジーと先進的なデザインが元になっています。

 サイバースターは、私たちにとって非常にエキサイティングなコンセプトです」

 サイバースターの詳細情報は、2021年4月21日から開催される上海モーターショーで明らかになる予定だ。

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