ファミリー向けはイヤ! お父さんも納得のクールでカッコ良いミニバン5選

多人数乗車が可能なミニバンは、ファミリーにとってはありがたいジャンルのクルマです。しかし、クルマ好きのお父さんのなかにはミニバンを敬遠する人もいるのも事実。そこで、ちょっとクールでワイルドなミニバンを紹介します。

ミドルサイズでクールなミニバンとは?

 ミニバンは大人数が乗車できたり、スライドドアから乗り降りがしやすいことから、小さな子供がいるファミリー層に人気のジャンルです。

 最近ではハイブリッドモデルも増え、安全装備も充実し、広い居住空間との相乗効果で使い勝手がさらに向上しています。

 その一方、「ファミリー感が強すぎる」や「走って面白くない」などといわれがちで、敬遠する人がいるのも事実。

 とくにクルマに軽快感やスポーティさを求めるお父さんにとっては、家族のためであっても物足りなさを感じてしまうこともあるようです。

 そこで、カッコ良さを感じられる、ちょっとクールでワイルドなミニバンを5台ピックアップして紹介します。

ヤンチャな雰囲気が漂うトヨタ「ヴォクシー 煌 III」
ヤンチャな雰囲気が漂うトヨタ「ヴォクシー 煌 III」

●トヨタ「ヴォクシー 煌」

 ミニバンのラインナップが充実しているトヨタのなかでも、ミドルサイズで人気なのが「ノア/ヴォクシー/エスクァイア」です。

 ファミリー向けの「ノア」に対し、スタイリッシュな「ヴォクシー」、押し出し感の強い「エスクァイア」という立ち位置の3車ですが、クールなモデルというとヴォクシーの特別仕様車「煌(きらめき)」が該当します。

 ヴォクシー 煌は、同車のエアログレード「ZS」に専用装備をプラスし、さらなるカスタム感を演出しました。

 現在は煌として3世代目に当たる「煌 III」ですが、専用メッキパーツを各所に散りばめ、フロントのフードモールはメッキとブラックのコンビを採用し、ロアグリルはブラックアウト化。

 メッキで豪華さを演出しつつヘッドライトのレンズカバーをブラックに、リアの車名ロゴもスモーク塗装処理され、フロントバンパーにはLEDフォグランプも装備など、豪華なスタイルになっています。

 パワートレインは、1.8リッターハイブリッド、2リッターガソリンエンジンを用意。駆動方式は、ハイブリッド車は2WDのみで、ガソリン車は2WDと4WDが設定されました。

 煌 IIIは外観がブラックなだけでなく、内装もピアノブラックで塗装されたセンターコンソールや専用シート表皮など、全体を黒で引き締めたクールな仕様になっています。

 ヴォクシー 煌 IIIの価格(消費税込、以下同様)は290万9500から344万3000円です。

●ホンダ「ステップワゴン スパーダ」

 FFベースのミニバンとして1996年に誕生したホンダ「ステップワゴン」は、実用的なハコ型デザインと乗用車のような操作フィーリングで、ファミリー向けのフレンドリーなミニバンとして人気になりました。

 現行モデルは2015年にフルモデルチェンジした5代目ですが、ノーマル仕様のステップワゴンと、スポーティで迫力あるエアロフォルムの「スパーダ」が設定されています。

 ステップワゴン スパーダは、専用の大型メッキグリルや複雑な造形のエアロバンパー、精悍なLEDヘッドライトを採用し、アルミホイールのデザインも専用です。

 またボディ同色のサイドスカート(サイドシルガーニッシュ)も装着され、リアにはテールゲートスポイラーを装備するなど、かなりスタイリッシュな外観を実現しました。

 さらに、ダーククロームメッキなど上級装備を追加した「スパーダ クールスピリット」もラインナップしています。

 内装においては、シート表皮に撥水撥油加工された「ファブテクト」を採用。油汚れや飲み物などをこぼしてもシートに染み込むことなく掃除できるようになっている点は、ファミリーに優しいミニバンだといえそうです。

 パワートレインは、1.5リッターターボエンジンと2リッターハイブリッド「e:HEV」の2機種を設定。駆動方式は、ターボ車が2WDと4WD、ハイブリッド車が2WDとなっています。

 なお、ステップワゴン全車に安全運転支援システム「Honda SENSING」が標準搭載されていますが、ハイブリッドモデルには渋滞追従機能を追加した「ACC(アダプティブクルーズコントロール)」も搭載されているなど、先進安全技術も充実しています。

 ステップワゴン スパーダの価格は292万500円から364万1000円です。

●日産「セレナ e-POWER ハイウェイスター」

 現在のミニバン市場は、高級ミニバンのトヨタ「アルファード」が席巻していますが、充実した装備と時代を先取りしたエコ技術で善戦するのが日産「セレナ」です。

 もともとはキャブオーバーの1BOXである「バネットコーチ」の後継モデルとして、「バネットセレナ」の車名で1991年に登場しました。

 現行モデルは2016年にフルモデルチェンジした5代目モデルで、運転操作支援システム「プロパイロット」など、魅力ある装備を充実させることで人気を確保しています。

 ノーマル仕様とともに、エアロパーツで武装した「ハイウェイスター」をラインナップしていますが、2019年にマイナーチェンジを受け、ハイウェイスターの「Vモーション」はさらに大型化するとともに、足元は16インチ(ノーマル系は15インチ)タイヤを装備しました。

 セレナ ハイウェイスターの最大の魅力は、メーカー純正のエアロパーツを装着したチョイワルなルックスながら、中身は先進の安全装備テンコ盛りというところでしょう。

 パワートレインは2リッター+モーターのスマートシンプルハイブリッドに加え、1.2リッターエンジンで発電した電気でモーターを駆動する「e-POWER」を用意しています。

 駆動方式は、スマートシンプルハイブリッド車は2WDと4WD、e-POWERは2WDのみです。

 なお、スマートシンプルハイブリッド車は8名乗車ですが、e-POWERは7名乗車となります。

 セレナ ハイウェイスターの価格は275万8800円から380万9300円です。

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