縦から横に!? 横長テールランプ採用車が増加傾向 世界的な流行りなぜ?
縦型テールランプから横方向の左右分割に変わった背景とは
横一文テールランプが世界的にカーデザインのトレンドとなっている背景は分かりましたが、縦型から横方向の左右分割に変更する要因とは、どのようなものがあるのでしょうか。
国産車において、縦型から横方向の左右分割に変わったモデルでは、日産「エクストレイル」が初代、2代目では縦型のテールランプを採用していましたが、現行となる3代目では横方向の左右分割に変更されました。
エクストレイルのデザイン変更について、日産の販売店では次のように話しています。
「エクストレイルは、初代・2代目とオフロード志向のイメージを全面に押し出した販売戦略をおこなっていました。
同時に縦型のテールランプは、雨天時や雪上での走行でも点灯する面積が大きいことから後続車からの視認性が良いとお客さまから好評でした。
しかし、現行となる3代目ではそれまでとは違いオフロード志向は残しつつも、都市型SUVのようなスタイリッシュなデザインかつコンセプトに変わっています。
それもあり、大型かつ縦型のテールランプも変更され、フルモデルチェンジした当時は、既存オーナーから不評でした」
また、2020年2月に4代目となったホンダ「フィット」では、先代となる3代目は縦型のテールランプでしたが、現行では横方向の左右分割となり、荷物の出し入れがしやすいようにテールゲートの開口部が大きくなっています。
ホンダの販売店では次のように話しています。
「新しくなったフィットでは、丸みを帯びた誰もが愛着が湧くようなデザインとなっています。
先代ではスポーティなデザインだったこともあり、一部のお客さまからは『もう少し大人しい見た目が良い』という声もありました。
また、現行ではU字のようにテールランプが点灯します。この点灯がかわいいと好評です」
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クルマのフロントデザインはそのクルマに対しての第一印象を決める重要な部分です。
一方で、リアデザインは自分自身が運転していると見ることは出来ませんが、後続車や周囲から見た際に印象が残りやすい部分となり、第三者に対しての主張という観点からすると大きな役割をもっています。
そのため、輸入車のボルボでは長年、縦型のテールランプを採用し続けていることで、リアビューをひと目見てボルボだと分かるアイデンティティを形成しています。
クルマのデザインは、その時代のトレンドを反映していますが、流行りに乗せたデザインか、伝統のデザインを貫くかは、そのブランド(モデル)のイメージを左右するため、さまざまな要素を踏まえて考えられているのです。
単純です。LED価格が下がっているためだと思います。
電球でもできないことはないが、電力消費量は大きいし、発熱するしで、意匠上の自由度が少ない。
ボデー付け横長LEDハイマウントストップランプなんかは、かなり昔、クライスラーであったかな。
意匠としてLEDをもっと使いたいとデザイナーがずっと思っていても、実際使わせてもらえなかった。
スポイラーなんかはオプション設定で値段上げれるからLEDは多用されていたけどね。
昭和のセダンは横長テールランプが多いですし、時代が一周回って元に戻ったんでしょうね。
2〜3代目プレリュードに代表される当時の横長連続ガーニッシュは5ナンバー枠のなかで車幅を広く見せようとの意図で採用されていたけど、今般のは車幅を広く見せること(およびクーペルックのシルエット)によって絶対的な車高の高さを感覚的に低く見せようとの意図と推察。
LEDで細長のデザインが出来るようになった、
それに伴い某メーカー側の要請もあり
従来は左右に離さないといけなかったテールライトの法規制が順次各国で緩和された、
緩和されると横長にライン通す事でローワイド感を強調する視覚効果を狙うデザインが出来るならと
各社のデザイナーがこぞって取り入れ出したから。
といった流れによるものです。
ハンコ下さいよ土日祝に働かない検査員さんw
高さは違えど横一文字は、エミーナ・ルシーダなど、昔のトヨタっぽくて、レトロ感があると思ってました。数年したら、セドリックやムラーノみたいな三角が流行るのかも。