新型「カングー」バン世界初公開! 6月より欧州で販売開始 EVは12月に登場

新型の通常ボディは現行カングーよりも約200mm全長が長くなった

 新型カングーバンは2種類のボディサイズを持ち、通常バージョンは全長4486mm×全幅1860mm×全高1808mm、ホイールベースは2716mmというサイズになっている。

 現行カングーが全長4280mm×全幅1830mm×全高1810mm、ホイールベースが2700mmなので、全長はおよそ200mm、全幅は30mmサイズアップをしている。全高はほぼ変わらない。

ルノー新型「カングーバン」。「オープンセサミbyルノー」と呼ばれる大開口のサイドドア
ルノー新型「カングーバン」。「オープンセサミbyルノー」と呼ばれる大開口のサイドドア

 搭載エンジンは、ガソリンモデルがすべて1.3リッター直噴直列4気筒で、100ps・200Nmの「TCe110 PF」、130ps・240Nmの「TCe130 PF」、同出力で最高速度が110km/hに抑えられた「TCe130PF Ecoleader」の3種類。

 またディーゼルモデルはすべて1.5リッター直列4気筒ディーゼルターボで、75ps・230Nmの「Blue dCi 75」、95ps・260Nmの「Blue dCi 95」、同スペックで最高速度が110km/hに抑えられた「Blue dCi 95 Ecoleader」、115ps・270Nmの「Blue dCi 115」の4種類を用意する。

 トランスミッションはすべて6速MTが組み合わされる。タイヤサイズは195/65R15と現行モデルと変わらない。

 先進運転支援システム(ADAS)も充実。アクティブエマージェンシーブレーキやブラインドスポットアラーム、リアビューカメラなど、12もの新しいドライバーアシスタンスシステムを搭載している。

 さらに、2021年末には電気自動車(EV)バージョンの「カングーバン E-TECH」が登場予定だ。これは44kWhのリチウムイオンバッテリーを搭載するモデルで、1充電の走行可能距離は最大265kmとなる。

電気自動車(EV)バージョン「カングーバン E-TECH」
電気自動車(EV)バージョン「カングーバン E-TECH」

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 さらに新型カングーは、メルセデス・ベンツのバン「CITAN(シタン)」や将来登場する予定のミニバン「Tクラス」、また2022年初頭に発売予定の日産「NV250」に代わる次世代バンのベースとなる予定だ。これらもルノー・モブージュ工場で生産されるという。

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Writer: VAGUE編集部

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