トヨタ「アルファード」オーダーストップ!? 近々に商品改良? ミニバン王者は勢いを増すか

2020年に入ってから新型コロナ禍においても販売好調なトヨタ「アルファード」。2021年3月中旬時点で新規のオーダーをストップしているといいます。どのような事情があるのでしょうか。

なぜ新規オーダーをストップ? アルファードに何が起こる?

 いまや高級ミニバンのみならずミニバン市場全体でも高い人気を誇るのがトヨタ「アルファード」です。
 
 そんなアルファードですが、2021年3月20日時点で新規オーダーがストップとなっているといいますが、どのような事情があるのでしょうか。

アルファードはなぜ新規オーダーをストップ? 販売増に繋がる商品改良を予定?
アルファードはなぜ新規オーダーをストップ? 販売増に繋がる商品改良を予定?

 アルファードは、年間の販売台数を年々伸ばしています。登録車におけるランキングでは、2017年は25位(4万2281台)、2018年は15位(5万8806台)、2019年は13位(6万8705台)と着々と順位をあげ、2020年には5位(9万748台)を記録しました。

 2021年に入ってからは、1月は3位(1万11台)、2月は3位(1万107台)をキープしており、今もっとも売れているミニバンかつ高級モデルといえます。

 とくに、2020年において大きく販売台数を伸ばした要因として、同年1月の一部改良(オーディオ・ナビ関連)、5月の全国併売化が挙げられるほか、新型コロナ禍において「クルマでの移動」や「コロナバブル」といった時事的要素も影響しているといわれています。

 そうしたなかで、アルファードを販売するトヨタ系の店舗では、2021年3月20日時点で新規のオーダーをストップしているといいます。

 首都圏のトヨタ販売店のスタッフは次のように話します。

「2021年4月最終週頃に一部改良が予定されている関係で、オーダーストップとなっています。

 今回の改良は、オートライト搭載義務化への対応が主な部分です。

 新型車は2020年4月より搭載が義務化されていましたが、継続生産車は2021年10月から搭載が義務となります。アルファードならびに『ヴェルファイア』も、この改良でオートライトが搭載されます。

 そのほかは、これまではオプション設定されていた『デュアルパワースライドドア』と『アクセサリーコンセント』が全車標準装備となります。

 どちらもコロナ禍でクルマ移動が増えたことで、搭載するお客さまが増えていたので、今後の販売にも良い影響を与えると思います。

 そのほかは、グレード構成の変更や、内装の細かな加飾、新規オプションの新設定などがおこなわれる予定です。

 現在はオーダーストップがかかっていますが、すでに販売再開への問合せは相次いでおり、改良後の売れ行きも期待できそうです」

※ ※ ※

 前出とは別の販売店スタッフも「スマホやタブレットが普及した今、コンセントをオプション設定される方は非常に多いです」と話しており、ユーザーの需要に応えたことで、販売の後押しとなると考えられます。

 2020年1月の一部改良により、大きく販売台数を伸ばしたアルファードですが、今回の一部改良でどれほどの影響があるのか、そして2021年もミニバン市場をけん引出来るのか注目せずにはいられません。

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