トヨタ販売現場「プチバブル」? アルファード&ハリアーなど高級モデル爆売れの影響はいかに

昨今の自動車市場は2020年の新型コロナ禍の影響で販売が低迷しましたが、徐々に「車移動」の需要が向上したことで回復しつつ、なかでもトヨタ車は毎月の販売台数ランキングの上位を占めています。とくに、高級モデルとなる「アルファード」と「ハリアー」の売れ行きが好調だといいますが、販売現場ではどのような影響があったのでしょうか。

バブルの再来? 高級モデル爆売れで営業マンは昇進も

 2021年にはいっても両車の売れ行きは絶好調のようです。かつて、約30年前のバブル期には、トヨタ「クラウン」が月販2万台超えを記録するなど高級モデルが飛ぶように売れていたといいますが、最近ではどうだったのでしょうか。

 前出とは別のトヨタ販売店スタッフは、次のように話しています。

「私は先代ハリアーが出た2013年から販売店で勤め始めましたが、これほど売れているのは初めてです。

 しかも、ハリアーだけでなくアルファードまで、『高級車』と位置付けられているモデルが飛ぶように売れていて驚いています。

 そのおかげで、他店舗では売り上げが前年比で2倍にも3倍にもなったという話を聞きます。

 また、高級モデルを一気に売ったことで、かなりレアな昇進の仕方をしたスタッフもいたと聞きました。

 ただ、コロナ禍で特需的に販売が伸びているのは事実です。収束するに連れ、販売現場がどうなるのか不安はあります」

止まらぬ「アルファード人気」 近々の一部改良でさらなる飛躍もあるか
止まらぬ「アルファード人気」 近々の一部改良でさらなる飛躍もあるか

 コロナ禍のクルマ移動増加の影響もあり、トヨタの高級モデルであるアルファードとハリアーは相変わらず好調のようでした。

 しかし、現場ではそれが良くも悪くも「異常」であるという認識があり、まだまだ気を緩められるわけではないという状況といえそうです。

トヨタ・アルファード のカタログ情報を見る

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Writer: Peacock Blue K.K.

東京・渋谷を拠点とするオンライン・ニュース・エージェンシー。インターネット・ユーザーの興味関心をひくライトな記事を中心に、独自の取材ネットワークを活用した新車スクープ記事、ビジネスコラム、海外現地取材記事など、年間約5000本のコンテンツを配信中。2017年創業。

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