アメリカで唯一のピックアップトラック型パトカー! フォードが新型「F-150 ポリス レスポンダー」を発表

他のすべてのパトロール用車両を凌駕する牽引力

 さらに、新型F-150 ポリス レスポンダーは、ボートやホーストレーラー、モバイルコマンドセンターなどを牽引する必要がある部署のために、標準で7000ポンド(約3175kg)、オプションで1万1200ポンド(約5080kg)の牽引能力を実現するなど、他の追従型車両を凌駕しています。そのペイロード容量は、2030ポンド(約920kg)となる。

フォード 新型「F-150 ポリス レスポンダー」
フォード 新型「F-150 ポリス レスポンダー」

 利用可能なトレーラー牽引パッケージは、プロトレーラー・バックアップ・アシストの利便性を追加する「トレーラー・トウ・パッケージ」、360度カメラ、トレーラー・リバース・ガイダンス、統合型トレーラー・ブレーキ・コントローラーを追加する「トレーラー・テクノロジー・パッケージ」の2種類。クラスIVヒッチ搭載車には「スマートトレーラ牽引コネクタ」が標準装備され、「ブラインドスポットインフォメーションシステム」には「トレーラカバレッジ」が追加されることになる。

 また、新開発のポリス エンジン アイドルは、エンジンをかけたままキーを抜いてトラックから安全に降りることが可能。警察官は、車両盗難の心配をすることなく、ライトやサイレンを作動させることができる。

 従来のフリートキーは1台につき4個まで、キーレスエントリー付きは1台につき4個までと、トラックを操作するためのキーの種類を選ぶことも可能となっている。

 他にも、F-150ポリスレスポンダーには、フォード他の商用車と同様に、稼働率の向上やランニングコストの最適化、予定外のメンテナンスの予測計画や、ドライバーの行動の改善などを可能にするインテリジェントな車両管理ツール「フォード・テレマティクス」が標準装備となった。

 さらに後退時に障害物に接近すると音で警告するリバース・センシング・システムが搭載されただけでなく、歩行者検知機能付きプリコリジョンアシスト(前方衝突警告、自動緊急ブレーキを含む)には、法執行機関専用のワンタッチ一時停止スイッチを追加。ブラインドスポットインフォメーションシステム(クロストラフィックアラート付)も装備されるなど、運転支援機能が新たに搭載されている。

 インテリアには、警察官の意見を取り入れ、警察官仕様のヘビーデューティークロスフロントシートを含むダークカラーに一新。フロントシートバックには、警察官の安全性に配慮したスチール製の侵入防止プレートが内蔵され、赤と白のタスクライトが装備されている。

 また、赤と青、アンバー、アンバーと白の3色のLED警音器がプリインストールされている。

 新型F-150 ポリス レスポンダーは、ミズーリ州クレイコモにあるカンザスシティ組立工場で組み立てられ、2021年秋以降に導入される予定となっている。

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