プジョー新型「308」世界初公開! プジョーの新エンブレム初採用

仏プジョーは2021年3月18日、新型「308」を世界初公開した。

ホイールベースは55mm拡大 クラストップレベルの広さ

 仏プジョーは2021年3月18日、新型「308」を世界初公開した。

プジョー新型「308」。フロントには新しくなったプジョーの新エンブレムが見える
プジョー新型「308」。フロントには新しくなったプジョーの新エンブレムが見える

 308はCセグメントの5ドアハッチバックで、初代は307の後継モデルとして2007年に登場。2013年には2代目に進化し、今回フルモデルチェンジして登場した新型は3代目モデルとなる。

 プジョーの最新プラットフォーム「EMP2」を採用。ボディサイズは全長4367mm×全幅1852mm×全高1441mm、ホイールベースは2675mmで、先代よりもホイールベースが55mm長くなり、全長も11mm増えている。逆に全高は20mm低くなり、ワイド&ローのスポーティでスタイリッシュなエクステリアとなっている。

 室内空間が先代よりも広くなり、クラストップレベルの実用性と快適性を確保。荷室容量はVDA値で412リッターで、床下にはさらに28リッターの収納スペースがある。後席背もたれを倒すと最大荷室容量は1323リッターに広がる。

 プジョーの新ロゴを採用する初のモデルとなったのは大きなニュースだ。フロントロゴのなかにはレーダーが装備されている。

 また標準でLEDヘッドライトを採用。彫りの深いスリムなデザインで、ブランドのトレードマークである縦型LEDデイタイムランニングライトも装備されている。

 空力も大きく改善。バンパーやディフューザー、ドアミラー、ホイールデザインまで空力を考えたデザインとなり、結果、Cd値は0.28という数値になっている。

 ボディカラーはオリビングリーン、ビアンカホワイト、クムルスグレー、ネラブラック、パールセントホワイト、バーティゴブルー、エリクサーレッドを用意する。

 インテリアでは3D i-コックピットを採用。高い位置にある10インチのデジタルインストルメントクラスターにより、ドライバーは視線を大きく動かすことなく重要な情報にアクセスが可能だ。

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 パワートレインにはふたつのプラグインハイブリッド(PHEV)が用意される。

 HYBRID 225 e-EAT8は、180psのピュアテックガソリンエンジンに81kWの電気モーターをe-EAT8(8速AT)のギアボックスに組み合わせたものだ。またHYBRID 180 e-EAT8は150psのピュアテックガソリンエンジンに同じく81kWの電気モーターが組み合わされる。

 どちらのバージョンも12.4kWhのリチウムイオンバッテリーを搭載。7.4kWのウォール型充電器では満充電まで1時間55分で、一充電での走行可能距離は、HYBRID225が最大36マイル(約58km)、HYBRID180が最大37マイル(約60km)という。

 またPHEVモデル以外にも、1.2リッターピュアテック130+EAT8、1.5リッターBlueHDi130+EAT8というガソリン1種類、ディーゼル1種類のバリエーションがある。

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