ゴードン・マレーがドライブ! 究極のスーパーカー「T.50」が実走行テストに
ゴードン・マレー自らが「T.50」をドライブ!
最初にXP2のステアリングを握ったのは、もちろんゴードン・マレー自身であった。
実際にデリバリーされるT.50は、1万2100rpmをレブリミットとするものの、今回はそれよりもかなり低いリミットを設定してテストはおこなわれたという。
それでもマレー氏自身のコメントによれば、「今回のテストは、1万2100rpmのリミットよりもかなり低い回転数に抑えてのものでしたが、T.50は私のファースト・インプレッションでは非常に素晴らしいクルマだと感じました。
応答性が良く、機敏で、楽しいドライブを提供してくれるクルマです。もちろんサーキットでも走りがいのあるのが特徴となるでしょう。
オールラウンドな視界で再びクルマの中心に座ることができたのも、素晴らしい経験でした。カスタマーがこのクルマをどれだけ楽しむことができるかを見るのが、われわれの楽しみです。
さらに多くのマイルを走行し、多くのXP(プロトタイプ)を作る必要があるでしょう。ですがT.50の開発の軌跡は、われわれが望むところなのです」
ゴードン・マレー・オートモーティブのT.50は、これまでに誕生したスーパーカーのなかで、もっともドライバー中心のモデルになるといってもよいだろう。
リアミッドに搭載されるエンジンは、コスワースの設計による3.9リッターV型12気筒自然吸気。最高出力は663psを発揮し、車両重量は986kgと驚異的な軽さに仕上がっている。
T.50が実際にオンロードへと導かれた時、われわれはどのような驚きをもってそれを迎え入れるのだろうか。デリバリーまで1年を切ったT.50の開発プログラムは、現在も順調にそれが消化されているに違いない。
ゴードン・マーレイ開発と言うことでマクラーレンF1の臭いがしますね。最近、ハイパースポーツカーばかりでスーパーカーが出てこなかったので、ようやく出て来たかって感じ…個人的にはこういう軽いクルマが大好き。やっぱり扱いやすいからね。