黄ばむと古臭い? ヘッドライトが透明から黄色に! なぜ変色するのか

ヘッドライトはクルマの第一印象を決める重要なパーツです。しかし、長年乗っていると透明だったヘッドライトが徐々に黄ばんできてしまいます。なぜ、透明だったヘッドライトが変色するのでしょうか。

ヘッドライトの黄ばみの原因は何?

 クルマのボディは、空気中や雨などの気候が変わることで泥や汚れがつきます。
 
 一方でヘッドライト部分は時間が経過するにつれ徐々に黄ばんでいきますが、黄ばんでしまう原因には、どのようなものがあるのでしょうか。

クルマの黄ばみ、気になります? どうして黄ばむのでしょうか
クルマの黄ばみ、気になります? どうして黄ばむのでしょうか

 クルマは日常的に利用することで日を増すごとに汚れはどうしてもついてしまうものですが、ボディ部分であれば洗車を定期におこなえば、ある程度の綺麗さを保つことが可能です。

 一方で、ヘッドライト部分は時間が経過するにつれ徐々に黄ばんでいき、この黄ばみは通常の洗車で簡単には落ちません。

 このようなヘッドライトの黄ばみはなにが原因なのでしょうか。

 最近のヘッドライトカバーには「ポリカーボネート」という樹脂が使われています。

 この樹脂は紫外線や傷にとても弱い素材となっており、外側からの浴びせられる熱やライトそのものの内側からの熱も影響し、くすみに加え日々の汚れが蓄積することで、日を重ねるにつれヘッドライトが悪化していきます。

 また、ヘッドライトカバーには保護するためのコーティングがされていますが、経年劣化やさまざまなダメージによって痛み剥がれていき、走行中の飛び石や日常的に起きてしまう微細な砂やホコリによる摩擦、雨風、洗車も影響し、表面に少しずつ細かい傷がついていき、その隙間に汚れが付着します。

 このように、素材の特性によるものやコーティング機能が弱まることで、黄ばみが進行していくのです。

 この黄ばみをそのまま放置してしまうと、車検時に不合格となる可能性があります。

 2015年9月以降にヘッドライトの検査基準が改定されました。従来のヘッドライト検査ではハイビームでおこなわれていたところ、改定後からロービームでの判断となり、合格の基準が厳しくなったのです。

 また、光量が落ちることで走行中の安全レベルも低くなってしまうため、ヘッドライトの黄ばみは落としておくことを心がける必要があります。

 ヘッドライトの黄ばみについて、カー用品店のスタッフは以下のように話します。

「どれだけクルマを綺麗にしていても、ヘッドライトだけはくすんだままというクルマもよく見かけます。

 車検のヘッドライト基準も厳しくなったので、ヘッドライトのメンテナンスは日々心がけると良いでしょう。

 最近ではカー用品店に洗浄剤が売っているので自分で落とすこともできます」

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3件のコメント

  1. 私は、専門店で、ライトを磨いて、カーフィルムを貼っています、約3年経ちますが黄ばみは、ありません。福岡のはりーアップと言うお店で施工してもらいました。

  2. 私は、福岡のはりーアップと言うお店で、ライトを磨いてカーフィルムを貼っています、約3年経ちますが黄ばみ、ありません。

    • >>私は、福岡の「はりーアップ」と言うお店で、ライトを磨いて(貰い、更に)カーフィルムを貼っています。約3年経ちますが、黄ばみは(2021.3.18時点でも、まだ)ありません。

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