黄ばむと古臭い? ヘッドライトが透明から黄色に! なぜ変色するのか

ヘッドライトの黄ばみを防ぐには?

 ヘッドライトの黄ばみに気づいたらできるだけ早くメンテナンスをおこなことが大切ですが、ヘッドライトカバー単体では交換ができません。

 これは、内部に水が入って故障したり、曇ったりしないように、ランプカバーとボディをしっかりと密着させており、一度接着させたら二度と剥がれない、強力な接着剤を使っていることが理由に挙げられます。

 どうしても交換が必要な場合はユニットごとの交換となってしまうため、なるべく綺麗に保つためには適切な手入れが必要となります。

 ヘッドライトカバーのくすみは、市販のカーボディーシャンプー程度の洗浄能力では落としきれない汚れです。

 だからといってゴシゴシとカバーを磨いてしまうと、コーティングを傷つけて逆効果になってしまいます。

 そのため、自身で正しい手入れ方法を知り、ヘッドライト部分を傷つけないようにメンテナンスをおこなう必要があります。

 適切な手入れの方法としては、まず表面についた汚れやホコリを水で流します。

 次に、専用のクリーナー(研磨剤)で表面を丁寧にキレイに磨いていきます。その際傷がつきにくい耐水ペーパーやマイクロファイバータオルを使いましょう。

 最後に、仕上げ用のコーティング剤を使い表面に保護加工をします。この仕上げのコーティングをおこなうことで、傷や汚れを防ぎクリアな状態を長持ちさせることができます。

屋外駐車の場合には、カバーを掛けることで劣化がある程度抑えられる
屋外駐車の場合には、カバーを掛けることで劣化がある程度抑えられる

 こういった黄ばみは放置しておく時間が長い程、汚れが落ちづらくなります。このような場合にはどうすればいいのでしょうか。前出のカー用品店のスタッフは次のように説明しています。

「長年放置した黄ばみを落とすのは、初心者ではなかなか大変です。

 通常の洗車でも汚れが落ちない部分なので、車検の前だけでも板金屋など、専門の業者さんによる施工をおすすめします。

 ヘッドライトカバーの汚れを落とすための専用の機械を持っているところもありますし、しっかりコーティングもしてくれます」

※ ※ ※

 どんなにボディを綺麗にメンテナンスしていても、ヘッドライトが黄ばんでいると古めかしい印象になります。そうならないためにも、定期的にヘッドライトのメンテナンスはしておくのも良いのかもしれません。

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Writer: Peacock Blue K.K.

東京・渋谷を拠点とするオンライン・ニュース・エージェンシー。インターネット・ユーザーの興味関心をひくライトな記事を中心に、独自の取材ネットワークを活用した新車スクープ記事、ビジネスコラム、海外現地取材記事など、年間約5000本のコンテンツを配信中。2017年創業。

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