ホンダ「S660」の生産終了で貴重な存在? 100万円台から1000万円台の国産オープンカー3選
美しすぎるラグジュアリーオープンカーとは
●レクサス「LC500 コンバーチブル」
2017年に日本で発売されたレクサス「LC」シリーズは、かつてのトヨタ「ソアラ」やレクサス「SC」の系譜を受け継ぐ、ラグジュアリーなパーソナルクーペです。
グレードは搭載されるパワーユニットによって分かれており、5リッターV型8気筒自然吸気エンジンを搭載する「LC500」と、3.5リッターV型6気筒エンジン+モーターのハイブリッド車「LC500h」をラインナップ。
大柄で伸びやかなボディを最大限に生かした外観デザインは、ロー&ワイドなフォルムで、フロントからリアまでなだらか曲線を描き、流麗としか形容できないほどの美しさがあります。
そして、2020年6月には新たなバリエーションとして、電動ソフトトップを備えた「LC500 コンバーチブル」が登場しました。
4シーターのボディは全長4770mm×全幅1920mm×全高1350mmと、クーペと同サイズ。ルーフがクローズドでもオープンの状態でも、クーペに引けを取らない美しいスタイルを実現しています。
パワートレインは最高出力477馬力を誇る5リッターV型8気筒自然吸気エンジン+10速ATのみとされ、エキゾーストサウンドにもこだわっています。
LC500 コンバーチブルは1グレードのみの設定で、価格は1500万円です。
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S660はコーナーリングの際に少ないハンドル操作でスムーズな車両の挙動を実現する「アジャイルハンドリングアシスト」を、ホンダの軽自動車で初めて採用し、6速MTを設定するなど、ピュアスポーツカーとして開発されました。
一方で、価格は203万1700円からと高額なことから、ホンダもヒットすることは想定していなかったと思われ、技術者のこだわりが詰まったモデルといえます。
ピュアスポーツカーのS660が消えてしまうのは残念ですが、まさに記録より記憶に残る1台ではないでしょうか。
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