湘南ブルーがイチオシ! 走りと快適性に個性をプラスした日産 新型ノート「オーテック」の実力とは

AUTECHでは約4割のユーザーがブルーを選択している!

日産 新型「ノート オーテック」と筆者(山本 シンヤ)

 エクステリアはオーテック共通モチーフである、ドットパターン+ダーククロムのフロントグリルと青色に光るシグネチャーLEDを中心に、ボディ下部を引き締めるメタル調フィニッシュや、専用デザインのアルミホイール(切削光輝)などにより、煌びやかさを備えながらも嫌みのない高級感をプラス。

 一方インテリアは、ブラックを基本に随所にブルーのアクセントがプラスされたオーテック共通のコーディネイトで、レザレットシート(湘南の波をイメージしたデザイン)やステアリング、アームレストやドアパネルが専用品となっています。

 また、インパネのフィニッシャーには「紫檀(したん)」模様が施されていますが、こちらもダークグレーにさり気なくブルーに光るパーツがプラスされています。

 更に細かい部分では、ノーマルモデルではXグレードにセットオプションとなっている、リアシートのアームレストが標準装備。

 ちなみにボディカラーは8色用意されていますが、インテリアとのコーディネイトを考えると、やはりオーテック専用色のひとつである、「湘南ブルー(オーロラフレアブルーパール)×スーパーブラック」の2トーンが魅力的です。

 実は自動車業界には昔から「青は売れない」というジンクスがあるのですが、オーテックモデルでは4割以上の人が選択する人気カラーとなっています。

 メカニズムに関しては、パワートレイン/フットワーク共にノーマルから変更はありません。

 先代モデルにはボディ補強/専用サスペンション/専用EPS制御/専用VCMなどが施されたスポーツスペックの設定がありましたが、新型は基本性能が大きく底上げされたことにより、ノーマルの状態で先代スポーツスペック以上のハンドリングと、先代ノーマルを大きく超える快適性をバランスよく実現しているので、ご安心を!!  

 駆動方式はFFと4WDが用意されており、価格(消費税込)はFFが250万4700円、4WDが276万3200円と、ノーマルに対して31万7500円高くなっていますが、ノーマルの性能を活かしながらのイメージチェンジを実現していることを考えると、魅力的な価格といえるのではないでしょうか。

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Writer: 山本シンヤ

自動車メーカー商品企画、チューニングメーカー開発を経て、自動車メディアの世界に転職。2013年に独立し、「造り手」と「使い手」の両方の想いを伝えるために「自動車研究家」を名乗って活動中。日本カー・オブ・ザ・イヤー選考委員。

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