メルセデス新型「Cクラス」世界初公開! 5代目になりどう進化? ライバル勢との違いとは

2021年2月23日、メルセデス・ベンツ新型「Cクラス」が世界初公開された。今回のフルモデルチェンジで5代目へと進化した新型は、この3月に欧州で発売を開始、日本でも2021年中には発表されると予想される。そんな新型Cクラスはどのように変わったのだろうか。またドイツのライバル車とくらべてどうなのだろうか。

新型は現行モデルよりも全長は65mm、ホイールベースは25mm拡大

 2021年2月23日、メルセデス・ベンツの本国であるドイツにおいて、新型「Cクラス」が発表された。

メルセデス・ベンツ新型「Cクラス セダン」のフロントマスク
メルセデス・ベンツ新型「Cクラス セダン」のフロントマスク

 Cクラスは1982年、前身である「190シリーズ」の誕生以来1050万台を超える台数が販売されており、過去10年間でもっとも販売台数の多いメルセデス・ベンツとなっている。まさに世界市場におけるプレミアム・セダンのベストセラーカーだ。

 日本でも「外国メーカー車モデル別新車登録台数順位(JAIA発表)」を見ると、昨年の2020年こそ9位に甘んじたが、2014年から2019年まで6年連続でベスト3の地位を守るなど、その売れ行きは堅調だ。

 ちなみに1位は「BMWミニ」とVW「ゴルフ」が長らく戦っており、2020年には初めてメルセデス「Aクラス」が2位に割って入っている。

 そんなベストセラーカーであるCクラス。新型になってボディサイズが若干拡大している。

 Cクラスセダンのスペックは、全長4751mm×全幅1820mm×全高1438mm、ホイールベースは2865mm。現行モデルと比較して全長はプラス65mm、全幅はプラス10mm、ホイールベースはプラス25mmで、全体的に大きくなっているのが特徴だ。逆に全高はマイナス9mmと、よりワイド&ローのスポーティなスタイリングになっている。

 また、フロントガラスと乗員スペースを後方に移動させる「キャブバックワード」デザインで、クラシカルでダイナミックなプロポーションを実現しているのも特徴だ。

 インテリアのトピックは、第2世代に進化した最新のMBUX(メルセデス・ベンツ・ユーザー・エクスペリエンス)だ。2021年1月に日本でも販売開始となった新世代の「Sクラス」にも採用されているものが、新型Cクラスにも搭載されている。モニターサイズを拡大し、機能を充実させ、操作性も洗練度を高めた。

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3件のコメント

  1. またもや全幅、ホイールベースが拡大してしまったが、
    A4,3シリーズらに対して小回りが利くのがMB Cクラスの利点の一つであるね、
    現行型は可変レシオのステアリングで最小回転半径5.1mを堅持、
    新型は後輪操舵システムを加えて5.1mを維持してくれるのだろうか?

    • C200 4matic 5.3だけどUCF20セルシオの5.3より曲がらないです。S300ハイブリッドの5.2は本物に曲がります。因みに準中型試験車(日野XZU605系)は4.8で普通免許試験車のMAZDAアクセラより小回り効いて運転しやすいです。

  2. E220Dの下廻り見たら二本出しマフラーは飾りで実際は一本だったw
    触媒の配管か?何か?分からないけど地上高が諸元で115だったけど実際はC220Dと同じくらいだったな。いやいや新型C欲しい!今のS400hもくたびれてきたし、新型Sは手が届かないしガレージ入りそうもないし、かと言ってバカ殿様商売の国産販売店やアホ整備士とは付き合いたくないしな〜

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