マツダ「RX-VISION」が走った!? 見た目そっくりな「RX-STANCE」がレンタカーとして乗れる?
超ド級のスタンス系カスタムカーに乗ってみたい! そんなあなたにオススメなのが、NATSの学生が制作した「NATS RX-STANCE」です。どのようなカスタムカーなのでしょうか。
学生の想いが詰まった「NATS RX-STANCE」とは?
クルマ好きのなかでは、マツダがかつて公開したコンセプトカー「RX-VISION」の市販化を望む声が絶えません。
そうしたなかで、自動車専門学校のNATSこと日本自動車大学校は、東京オートサロン2019にてマツダ「RX-8」をベースにした迫力満点の「NATS RX-STANCE」をお披露目。現在では、レンタカーとして公道を走ることが出来るといいます。
NATSの学生たちが制作したRX-STANCEは、2003年式のRX-8(LA-SE3P型)にスタンス系カスタムを施したものです。
スタンス系とは、米国のカスタマイズサイト「STANCENATION.COM」から発展したシャコタン、ツライチをバッチリ決めたスタンス(姿勢)重視のカスタマイズ手法です。
制作コンセプトについて、NATSは「『RX-8をベースに新しいRXシリーズを』をコンセプトに、世界で人気のスタンス系カスタムにより誰も見たことのないRXシリーズが誕生」と説明しています。
パワートレインは、ベース車と同じ1.3リッター13B型エンジンを搭載していますが、TRUST製のボルトオンターボキットやラジエータVマウントキットを装着することで最高出力265馬力を発揮。排気系にはマツダスピードのマフラーを改造しています。
見た目はベース車とは大きく異なり、ホイールベースを250mm延長しロングノーズ化して日産「フェアレディZ(Z33型)」のリアハッチに変更。
ヘッドライトはマツダ「ロードスター(ND型)」、テールランプにはIPF製を使用しています。
足元は、SSR製19インチアルミホイールとトーヨータイヤ製「プロクセス R888R」(285/35R19)という幅が広いタイヤを装着させるため、フロントフェンダーやリアフェンダーは大型化されました。
また、車高を自在に変更可能なAirForce製のエアサスペンション(走行車高復帰機能付き)が採用することで、停車時にはスタンス系、走行時には適度な高さに変えることが出来ます。
ボディカラーには、マツダで純正採用されている瑞々しく艶やかな透明感を実現した「ソウルレッドクリスタルメタリック」を採用しました。
RX-STANCEについてNATSの担当者は、「制作を担当した学生はスタンス系が好きだったことや、RX-VISIONのようなデザインのカスタムカーを作りたいということでこのような仕様になりました」と話しています。
なおRX-STANCEはレンタカーとして借りることができ、料金は6時間で1万7000円からですが、MT仕様であることや幅広いタイヤを装着していることもあり、運転するには慣れている人が良さそうです。
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