日産「マーチ」がスポーティにイメチェン!? 迫力増した新型モデル登場
日産のメキシコ法人は、「マーチ 2021年モデル」の詳細を発表しました。新たなデザインや強化された安全性能など、どのようなモデルなのでしょうか。
メキシコで40万台を売り上げるヒットモデル「マーチ」
日産のメキシコ法人は、2021年3月に発売予定のコンパクトカー「マーチ」の2021年モデルの詳細を発表しました。
メキシコ市場におけるマーチは、個性的なデザインや信頼性、高い燃費性能に加え、コンパクトハッチバックセグメントのなかでもっともパワフルな優れたエンジン性能などが評価され、これまでに40万台以上を販売してきました。
マーチ 2021年モデルのトピックスのひとつは、アクティブ&パッシブセーフティシステムが全車に搭載されることです。
具体的には、エアバッグ6個(フロント2個/サイド2個/カーテンタイプ2個)、アンチロックブレーキシステム(ABS)、電子ブレーキ分配(EBD)、ブレーキアシスト(BA)、プリテンショナーとロードリミッター付きのフロントシートベルトと3点式リトラクタブルリアシートベルト、運転席および助手席のシートベルトアラート、イモビライザーアラームなどが含まれます。
マーチ 2021年モデルはデザインも進化しました。フロントデザインを一新し、新しいVモーショングリルを採用したほか、前後バンパーを変更。新形状のテ-ルランプとLEDシグネチャーランプを装備しました。
また、最上級グレード「エクスクルーシブ」には新デザインの16インチアルミホイールを採用しています。
ボディカラーは、シルバー、オックスフォードグレー、ブラック、ホワイトに加え、マーチ初のサファイアブルー、バーガンディレッド、コバルトブルー、ローズゴールドが設定されました。
エクスクルーシブでは、ホワイト、バーガンディレッド、サファイアブルーとブラックルーフを組み合わせた2トーンカラーも用意されています。
内装は、Dシェイプのステアリングホイールとインパネイルミネーションなどが取り入れられ、シンプルながら質感高い仕上げが施されました。
インフォテインメントシステムは、Android AutoやApple Carplayに対応する6.7インチのタッチスクリーンをセンターコンソールに内蔵。スマートフォンと連携して、お気に入りの音楽やアプリケーションを楽しむことができます。
NissanConnectプラットフォームは、ユーザーがクルマやその周囲の世界とのつながりを深めることを目指していますが、なかでもエクスクルーシブグレードは、ユーザーがクルマと対話できる「NissanConnectFinderシステム」をオプション設定しました。
NissanConnectFinderの機能として、リアルタイムの駐車位置の記録に加え、ほかのユーザーが車両を運転する場合、最高速度を数日間制限する機能も搭載します。
さらに、車両の位置を特定して追跡し、盗難時には車両を固定化することができるほか、車両があらかじめ区切られたエリアから離れるとドライバーに通知されるジオフェンス(仮想的な境界)の設置、クラクションを鳴らして車両の位置を特定したり、盗難容疑者を追い払ったりすることも可能となりました。
マーチ 2021年モデルのパワートレインは、セグメントでもっともパワフルなエンジンとなる1.6リッター4気筒エンジン(106馬力)を搭載。トランスミッションは、すべてのグレードで5速MTと4速ATを設定しています。
マーチ 2021年モデルのメキシコでの価格は、21万9900ペソから30万4900ペソ(日本円で約114万円から約158万円)です。
日本法人も現行のMARCHが如何に売れないがこのデザインで解らないもんだろうか…
日産もみんな同じ顔。