レクサス「IS」に5リッターV8搭載!? 新シリーズ「Fスポーツパフォーマンス」を投入する訳
レクサスの北米部門は、コンパクトスポーツFRセダン「IS」のトップモデルとなる「IS500 Fスポーツパフォーマンス」を発表しました。初のFスポーツパフォーマンスを名乗る同車は、どんなモデルなのでしょうか。
ISシリーズのトップモデル「IS500 Fスポーツパフォーマンス」登場!
2020年に大幅改良がおこなわれたレクサス「IS」。ほぼ全面刷新といっても過言ではないエクステリアデザインの変更や、TNGAに匹敵するフットワークなど、その進化は下手なフルモデルチェンジ以上の内容に驚きました。
筆者(山本シンヤ)もこれまでさまざまなステージで試乗をおこなってきましたが、一言でいうとISの「コンパクトスポーツFRセダン」というコンセプトがより明確になったと感じました。販売も好調で、現在もバックオーダーを抱えているそうです。
そんななか、2021年2月22日(現地時間、日本時間は2月23日)、北米のレクサス公式サイトでISの追加モデルが発表されました。
それがISシリーズのトップモデル「IS500 Fスポーツパフォーマンス」です。
レクサスは至高のスーパースポーツ「LFA」を頂点に、パワートレインを含め数々の専用設計アイテムが奢られる「F(通称:リアルF)」、そしてFのエッセンスを継承した「Fスポーツ」、そして「ノーマル」というピラミッドが形成されています。
今回発表されたIS500 Fスポーツパフォーマンスについてレクサスは、「新たにFスポーツパフォーマンスとして展開する最初のレクサスモデル」と語っていますが、一体どのようなモデルなのでしょうか。
最大のポイントはパワートレインで、5リッターV型8気筒「2UR-GSE」と8速ATの組み合わせです。
エンジンは「LC500」や「RC F」に搭載されるレスポンスや伸び感など徹底してこだわったNAユニットで、472hp/395lb.ftのスペックを誇ります。
なお、エキゾーストサウンドはRC Fをインスパイアしているそうです。
ちなみに車両重量は1764kgで3.5リッターV型6気筒エンジンを搭載する「IS350 Fスポーツ」から僅か65kgアップに留められているといいます。
このエンジン搭載にあたり、フットワーク系のアップデートも抜かりなしです。
昨年の大幅改良で手を入れた車体剛性アップやハブボルト化に加えてリアにパフォーマンスダンパーを追加。
さらに専用セットアップのAVS(電子制御サスペンション)、トルセンLSD、そして大容量ブレーキシステム(冷却性能にもこだわる)なども採用されています。
LSにもV8頼むよ〜w
今さら5L V8のNAとか!?
時代に逆行しているとしか思えない。
北米市場向けの特別モデルなら分かるけど。
とっととV6ツインターボの新しいIS-Fの登場を希望する。