相次ぐ新型SUVにホンダ「ヴェゼル」も参戦! 元王者トヨタ「C-HR」の現状はいかに
C-HRは走りとデザインに定評も、後席の狭さがネック?
確かに、C-HRは走行性能の高さに定評があります。
C-HRは、2016年に開催された「ニュルブルクリンク24時間レース」に参戦していますが、これは正式発表前のタイミングということもあり、大きな話題となりました。
これまで、正式発表・発売前のモデルによるニュルブルクリンク24時間レースへの挑戦は過去にレクサス「LFA」、トヨタ「86」でおこなわれていたこともあり、スポーツモデルではないC-HRの走行性能の高さを象徴するエピソードです。
また、奇抜とも称されるデザインは、ダイヤモンドをモチーフにしたパッケージ・プロポーションを忠実に再現することで実現。ライバルとは異なる唯一無二のスタイルはユーザーから高く支持されています。
また、後席のドアハンドルはリアガラスのサイド部についていますが、前出の販売店スタッフは「横から見た感じが2ドア車っぽいのも人気がある」と話しており、その独特なデザインは今でも人気があるようです。
一方でそのスタイリッシュなデザインにより、後席居住性はライバルに劣る点として以前から指摘されていました。
前述とは別の販売店スタッフは次のように説明しています。
「以前から後席の狭さは購入時のウイークポイントでした。後席を頻繁に使われるお客さまとしては、『ヴェゼルのほうが良い』という声もありました。
しかし、最近ではライズやヤリスクロスが登場したことで、ボディサイズは小さいながら後席の居住性は高いモデルもあるので、コンパクトSUVを求められるお客さまには『走りならC-HR』、『使い勝手ならライズやヤリスクロス』をオススメしています」
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なお、登場から4年以上が経過しているということもあり、値引きについても「柔軟な対応」が見込めるとのことです。
現在のC-HRは、かつてコンパクトSUVトップを飾ったときほどの勢いはないですが、今でも人気モデルであることは変わりないようです。
しかし、長年のライバルであったホンダ「ヴェゼル」が、2021年2月18日にフルモデルチェンジを発表します。
新型ヴェゼルの登場に対し、前出とは別の販売店スタッフは「大きな影響がある」というように、コンパクトSUV市場に新たな戦いが生まれそうです。
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