GMCの電動スーパーSUV「ハマーEV」がエクストリームE 2021年シーズンに参戦決定!
米ゼネラルモーターズの一部門であるGMCは2021年1月26日、チップ・ガナッシ・レーシングと複数年スポンサーシップを締結、2021年から始まる電動SUVによるオフロード選手権「Extreme E(エクストリームE)」に、ハマーEVとして参戦すると発表した。
今シーズンから新しく始まるEVレース「エクストリームE」
米ゼネラルモーターズの一部門であるGMCは2021年1月26日、チップ・ガナッシ・レーシングと複数年スポンサーシップを締結、2021年から始まる電動SUVによるオフロード選手権「Extreme E(エクストリームE)」に、ハマーEVとして参戦すると発表した。
2021年4月に開幕を予定するエクストリームEシリーズは、最高出力550psを発生するワンメイクEV「オデッセイ21」を用いたレースで、すでにルイス・ハミルトン選手やニコ・ロズベルグ選手も参戦を表明している、いま注目のオフロードレース。初年度となる2021年は第5戦を予定している。
2021年4月3・4日にサウジアラビア・アルウラで開幕戦となる第1戦「デザートXプリックス」、同年5月29・30日にセネガル・ラックローズで第2戦「オーシャンXプリックス」、同年8月28・29日にグリーンランド・カンゲルルススアークで「アークティクXプリックス」、同年10月23・24日にブラジル・パラで第4戦「アマゾンXプリックス」、同年11月11・12日にアルゼンチン・パタゴニアで第5戦「グラッシャーXプリックス」が開催される予定だ。
「チップ・ガナッシ・レーシングのエクストリームEマシンで、GMCハマーEVのエクステリアを紹介することほどぴったりなことはありません」と、GMのモータースピーツ担当副社長、ジム・キャンベル氏はコメントする。「ハマーEVもエクストリームEシリーズも、EVに対する認識に挑戦し、真の能力を披露する革新的なものになるように設計されています」
チップ・ガナッシ・レーシングのドライバーは、有名なオフロードレーサーのカイル・ルダック選手とサラ・プライス選手が務める。
「とくにこのようなエキサイティングな時期に、GMCを代表することは本当に名誉なことです」と、チップ・ガナッシ・レーシングのチームオーナー、チップ・ガナッシ氏は述べる。「新しいハマーEVは、世界がオフロードEVをどのように見ているかという点で、ゲームチェンジャーになるでしょう。このような革新的な新シリーズで、GMCを代表することを誇りに思います」
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チップ・ガナッシ・レーシングは1990年に設立。以降30年間で20のシリーズチャンピオンと225回以上の勝利を重ねてきた「北米の雄」だ。デイトナ24時間レース、インディ500、デイトナ500、ブリックヤード400、セブリング12時間レース、ル・マン24時間レースで8勝を上げている名門チーム。
ハマーEVは、新型のEVスーパートラック。すでに2022年型ハマーEVの一部のトリムの予約が開始されており、2021年秋から生産が開始される。GMの新しいアルティウム・バッテリーシステムを搭載、「ハマーEVエディション1」は3モーター式e4WDで、トータルの最高出力は1000ps・最大トルク11500lb-ft(約15591Nm)を発揮するという。
これにより、0−60mph(約0−96km/h)加速は約3秒という、スーパーカー並みのパフォーマンスを誇る。
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