「バンッ!」突然のタイヤバーストどうする? 重要なのは「慌てないこと」の訳とは

ひと昔前のクルマには、スペアタイヤを搭載していることが多かったですが、最近ではパンク修理キットの普及によりスペアタイヤを搭載するクルマは減りました。しかし、パンクは直せても、タイヤが破裂してしまうバースト時はどのような対処をすればよいのでしょうか。

突然のバーストは、自力でどうにかするのは諦めて、落ち着いて「次の行動」を

 近年のクルマは、パンク修理キットの普及によりスペアタイヤを搭載するクルマは減りました。
 
 しかし、パンクは直せても、タイヤが破裂してしまうバースト時には、どのような対処をすればよいのでしょうか。

突然のバースト。慌てる前にまずは「落ち着いて!」
突然のバースト。慌てる前にまずは「落ち着いて!」

 パンクやバーストといったタイヤトラブルは、ドライバーであれば避けては通れない面倒事です。

 その対処方法は、ひと昔前は「スペアタイヤ」に交換するのが一般的でしたが、最近ではスペアタイヤを搭載するモデルは減少し、代わりに「パンク修理キット」が装備されています。

 しかし、パンクに対してはパンク修理キットで対応すればよいものの、バースト時にはどのような対応をすれば良いのでしょうか。

 タイヤのバーストとは、走行中にタイヤが破裂してしまう現象です。パンクはタイヤが損傷したことで、タイヤの空気圧が下がることを指しますが、バーストは破裂ですのでその衝撃は大きく、ドライバーはすぐに気が気づきます。

 走行中の場合、パンクと比べてバーストは非常に危険だといえ、その理由は、「ハンドル操作が困難になる」ためです。

 クルマが意図せぬ動きをしてしまうため、周囲を巻き込んだ大事故へと繋がる危険が増します。

 また、破裂時は車体に大きな衝撃が発生するため、ほかのパーツまでも損傷してしまう恐れがあります。

 バーストが発生する代表的な理由には、空気圧の低下が挙げられ、なかでも、高速道路上では危険が増すとされています。

 全国でロードサービスを展開するJAFの担当者は、次のように話します。

「四輪のタイヤトラブルについては、一般道路と高速道路で大きな違いがあります。

 一般道路におけるタイヤのトラブルが全体の約20%なのに対し、高速道路は約40%と2倍になっています。

 また、高速道路ではバースト(破裂)が多く見られるのが特徴です。

 高速道路での高い速度域での連続走行はタイヤへの負荷が大きく、空気圧が低下しているとタイヤのたわみ(変形)が大きくなります。

 連続したタイヤのたわみによりタイヤが発熱し、最後にはバーストしてしまいます。

 この現象を『スタンディングウェーブ現象』といいますが、バーストにいたらなくてもセパレーション(はく離)を起こすなどの危険があります」

※ ※ ※

 スタンディングウェーブ現象とは、タイヤの空気圧が下がった状態で高速走行したことにより、タイヤ表面が波状に変形してしまうことです。

 この現象によってタイヤは熱を持ち、形状を保持するための補強材が損傷し、バーストが発生するという仕組みです。

 また、タイヤの空気圧は車種ごとに定められていますが、圧が高すぎることもバーストを引き起こす原因とされています。

 真夏などの気温が高い時期は空気が膨張するため、地面との摩擦熱がタイヤに伝わりやすくなり、破裂してしまうのです。

【画像】衝撃的な光景…タイヤのバーストはこうなる? 破裂前の危険信号とは?(10枚)

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コメント

1件のコメント

  1. 細かい事を突っ込みますが、
    タイヤがバーストすると、ハンドル操作が非常に困難になります
    と言うけど厳密にはフロントタイヤがバーストした際はそうですが、
    リヤタイヤは安定性が急激に損なわれますが、ハンドル操作は利きます。
    焦らず直進方向へハンドルを保持してアクセルを放してゆっくり減速
    急ブレーキは厳禁ですバーストしたタイヤはブレーキ効かないのでバランスを崩します。
    ちなみにリヤタイヤの方がバーストするケースが多いです
    これは、フロントはバーストする前にハンドルや座席越しに異常を感じられ未然に防ぎやすいが、
    リヤタイヤの方が感じにくい(特に大型車トラック、トレーラーならなおさら)
    またフロントタイヤで弾かれた釘などがリヤタイヤに刺さるなどして
    リヤの方が急激なパンクをする事が多い為だとも言われます。