迫力顔SUVへ進化? 三菱新型「アウトランダー」9年ぶり全面刷新でどう変化する?

三菱は新型「アウトランダー」を2021年2月17日に世界初公開すると発表しました。外観デザインも一新される新型アウトランダーは、どんな進化を遂げるのでしょうか。

テスト走行でフラットダートや雪道を疾走

 三菱は、3代目モデルとなる新型「アウトランダー」を日本時間の2021年2月17日に世界初公開すると発表しました。現在、発表に向けて最終テストがおこなわれているといいますが、いったいどんなSUVとして登場するのでしょうか。

擬装がかけられた三菱新型「アウトランダー」(画像:三菱が公開した動画より)
擬装がかけられた三菱新型「アウトランダー」(画像:三菱が公開した動画より)

 これまで、「パジェロ」や「ランサーエボリューション」シリーズの開発、そしてラリーへの参戦を通じて4WD技術を磨き上げてきた三菱ですが、新型アウトランダーには車両運動統合制御システム「S-AWC」の最新システムを搭載。

 さまざまな路面条件でのテストを繰り返すことにより、走行性能に磨きがかかっているといいます。

 また、2012年に発売された現行モデルよりサイズアップすることがアナウンスされており、デザイン面でもよりダイナミックな出で立ちとなりそうです。

 三菱は2020年1月26日にテスト走行を撮影した動画を公開。擬装された新型アウトランダーがフラットダートやぬかるみ道、雪道などを走行する様子がみてとれます。

 擬装によって完全なデザインは隠されているものの、三菱共通のデザイン「ダイナミックシールド」による力強いフロントフェイスを採用していることがわかり、迫力あるデザインにも期待が高まります。

 一方、三菱は2020年12月にもアウトランダーより小柄なSUV「エクリプスクロス」をビッグマイナーチェンジして発売。SUVの新型モデルに力を入れています。

 エクリプスクロスは、新規モデルのSUVとして日本では2018年3月に投入されたクルマで、クーペSUV的なスタイリングが特徴。メカニズム面ではアウトランダーと同様にS-AWCを採用し、高い操縦性を実現しています。

 それではここでクイズです。

 現在販売されているエクリプスクロスに関する記述で、適切でないものは次のうちどれでしょうか。

【1】PHEVモデルに搭載されるエンジンは2.4リッター直列4気筒である

【2】ガソリンモデルのトランスミッションは8速スポーツモード付きCVTが搭載される

【3】5人乗りショートボディと7人乗りロングボディがラインナップされる

【4】ガソリンモデルには4WD仕様だけでなくFF仕様もラインナップされる

※ ※ ※

 正解は【3】の「5人乗りショートボディと7人乗りロングボディがラインナップされる」です。

 ビッグマイナーチェンジでPHEVモデルとガソリンモデルの2本立てとなったエクリプスクロスは、PHEVモデルが2.4リッター直列4気筒エンジンにツインモーターのPHEVシステムを組み合わせ、全車にS-AWCを採用。

 ガソリンモデルが1.5リッター直列4気筒直噴ターボエンジンに8速スポーツモード付きCVTを組み合わせ、AYC・ABS・ASCを協調させるS-AWCを搭載した4WD仕様のほかにFF仕様も設定されます。

 乗車定員はPHEVモデルとガソリンモデルともに5名です。

 ちなみに、PHEVモデルのトランスミッションについて三菱は「EV走行モードとシリーズ走行モードはモーターに直結し、パラレル走行モードはエンジン直結で走行するシステムのため、トランスミッションは搭載していません」と説明しています。

※クイズの出典元:くるまマイスター検定

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1件のコメント

  1. 現行車に乗っているが、合理的なシステム。バッテリー残量がある場合、70㎞/hまでは一般走行ならBEVのように走り、負荷を掛けるとエンジンが発電して電力を補填。
    70㎞/h以上は車が適時判断してFF走行を追加してくるがあくまで補助。
    いずれもエンジンが回っているときは、充電も可能な限りする。
    キックダウンは、エンジン走行とバッテリーからの給電で2モーター走行するのでトランスミッションが不要。その分室内の足元が広い。
    燃費はHVとしては20㎞/Lをマークすることもあり、カタログ燃費に忠実。高速道路で相当飛ばしても13位。
    130㎞/hまでEVで走るから、ほぼBEVとしての長所が体験できる。
    それとチャデモ装備があるため、BEVと同様の電力供給力がある。 EV+レンジエクステンダー車と言った方が良い車。

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