日産「フェアレディZ SUV」爆誕!? 車高アップにオフロードタイヤ装着で本気仕様が完成
タイヤメーカーの横浜ゴムは同社のオフロードタイヤとなる「GEOLANDAR」を装着し、車高を上げた日産「フェアレディZ」を制作しました。スポーツカーのオフロードタイヤを装着する「Z×GEOLANDAR」とは、どのようなモデルなのでしょうか。
フェアレディZ×GEOLANDAR、異色コラボがカッコ良すぎる!
2020年9月16日、日産は新型「フェアレディZ(プロトタイプ)」をオンライン上で世界初公開。近い将来には、次期型「フェアレディZ」が登場するといいます。
そうしたなかで、2008年に登場した現行フェアレディZ(Z34型)の車高を挙げてオフロード仕様に仕立てた「フェアレディZ SUV」ともいえるモデルが存在しました。
毎年、1月には日本最大級のカスタムカーショーとなる「東京オートサロン」が開催されますが、2021年はコロナ禍第3波によってリアル会場での開催が中止となりました。
今回のフェアレディZ SUVともいえるモデルは、本来ではあれば東京オートサロン2021の横浜ゴムブースに展示される予定だったといいます。
ベースとなるZ34は、全長4260mm×全幅1845mm×全高1315mm、ホイールベース2550mm、最低地上高120mmとなるスポーツカーです。
パワートレインは、最高出力336馬力を誇る3.7リッターV型6気筒を搭載。トランスミッションは、MTモード付き7速ATと6速MTが設定されていますが、今回の横浜ゴムのカスタムカーは7速AT仕様だといいます。
横浜ゴムのフェアレディZ SUVは、「Z×GEOLANDAR」というコンセプトを持ち同社が展開するRVタイヤ「GEOLANDAR」をアピールするために作られたモデルです。
装着するのは「GEOLANDAR M/T G003」という耐久性・耐摩耗性を追求したオフロードを堪能したいユーザー向けのタイヤです。
また、単純にフェアレディZにGEOLANDARを装着しただけではなく、タイヤに合わせてホイールは同じく横浜ゴムが展開する「ADVAN Racing RC III」と組み合わせています。
さらに、各所のパーツもカスタマイズされており、前後のフェンダーはGEOLANDARを装着するためオーバフェンダー化。
フロント部分にはオフロード向けのパーツを多数展開するジャオス製のアンダーカバーや、フロントとリアに悪路走破性時の視界を確保するためのLEDフォグライトを装着しています。
足回りには、アメリカでのオフロードレースでも愛用されている「キングスプリング」を装着したことで、ベースのフェアレディZより大幅に車高を上げています。
また、フェアレディZ本来のスポーツカー要素も残しており、シートはBRIDE製、マフラーはHKS製の左右2本出しを装着しています。
なお、リアトランク上部には万が一にスタックした際の応急処置として樹脂製スロープが装着されています。
これ、『足回りには、アメリカでのオフロードレースでも愛用されている「キングスプリング」を装着したことで、ベースのフェアレディZより大幅に車高を上げています。』って書いてあるけど、youtubeの中では車高は一切あげてはいなく、タイヤの外径が大きくなった分車高がソコソコ確保できて、フェンダーの中は当たるところは加工したと言っていたと思うけど、本当に車高上げたんですか?