ホンダ軽「N-ONE」を超過激にカスタム!? 枠超えた存在感の「ケイクライム」がカッコ良い

ホンダアクセスがバーチャルオートサロン2021にあわせて公開したカスタマイズカー「K-CLIMB」(ケイクライム)は、ヒルクライムレースへの参戦を目指しているといいます。どんなカスタマイズが施されているのでしょうか。

レース参戦を目指して過激にカスタム

 ホンダの純正用品を手掛けるホンダアクセスが「バーチャルオートサロン2021」にあわせて公開したカスタマイズカー「K-CLIMB」(以下、ケイクライム)は、2020年11月にフルモデルチェンジした軽自動車「N-ONE」をベースに過激にカスタム。

 本格的なレース車に仕立てることを目標に現在も開発中だといいますが、いったいどんな計画が進められているのでしょうか。

N-ONE RSをベースにヒルクライムレースに挑む「K-CLIMB(ケイクライム)」
N-ONE RSをベースにヒルクライムレースに挑む「K-CLIMB(ケイクライム)」

 ケイクライムは、軽自動車初の「6速MT+FFターボ」の組み合わせが採用されたN-ONEのRSグレードをベースに、足回りとエクステリアを中心に手が加えられています。

 外装は特製ボディパーツで軽量化と空力向上が図られており、フロントグリルやフロント/リアバンパーなどをカーボン製に換装。

「OFFSET/外側突出量:15mm」(フロント数値、リアは12mm)というステッカーが特徴的なオーバーフェンダーも装着され、軽自動車の枠を超えた踏ん張り感が演出されています。足回りはカーブでの安定感を高めることを目指したセッティングが施されました。

 また、現在開発しているケイクライムの最終カラーリングをどう仕上げるかについて、ホンダアクセスは「カラーリング人気投票」を特設サイト上で2021年1月末日まで受付。人気ナンバーワンに輝いたカラーリングが実際に採用されるといいます。

※ ※ ※

 ホンダアクセスは、ケイクライムを2020年3月に完成させる予定としていますが、完成した暁には実際の「ヒルクライムレース」に参戦する目標があることを明らかにしています。

 ヒルクライムレースとは、スタート地点より標高の高い位置にあるゴールに向かって山道を駆け上がり、コースを走破するタイムを競う競技で、公道を閉鎖しておこなわれます。

 それではここでクイズです。

 アメリカのコロラド州でおこなわれる、ヒルクライムレースの世界的な大会の名前は次のうちどれでしょうか。 

【1】グレートレース

【2】キャメルトロフィー

【3】パイクスピーク

※ ※ ※

 正解は【3】の「パイクスピーク」です。正式名称は「パイクスピーク・インターナショナル・ヒルクライム」といいます。

 1916年に第1回がおこなわれたという歴史ある大会で、舞台となるのはコロラドスプリングス近郊のロッキー山脈です。

 コースの全長は約20km、標高2862mのスタート地点から標高差約1400mを駆け上がるという過酷なレースで、別名「雲に向かうレース」とも呼ばれています。

※クイズの出典元:くるまマイスター検定

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