ダカールラリー2021でMINIが2連覇! トヨタGAZOOレーシング「ハイラックス」は追撃及ばず2位
2021年1月15日、ダカールラリー2021最終日「ステージ12」がおこなわれ、この日総合首位で迎えたXレイド・MINI・JCWチームのステファン・ペテランセル選手/エドワール・ブランジェ選手組の「MINI JCWバギー」がステージ3位に入り、12ステージを終えて総合優勝を飾った。
ペテランセル選手は通算14回目のダカールラリー優勝
2021年1月15日、ダカールラリー2021最終日「ステージ12」がおこなわれ、この日総合首位で迎えたXレイド・MINI・JCWチームのステファン・ペテランセル選手/エドワール・ブランジェ選手組の「MINI JCWバギー(#302)」がステージ3位に入り、12ステージを終えて総合優勝を飾った。
ペテランセル選手によるMINIのマシンを駆っての総合優勝は、2012、2013年に続き3度目。なお、MINIは2020年もダカールラリーを制しており、総合優勝は通算6回目となる。
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前回に続きサウジアラビアでの開催となった今回の第43回ダカールラリー。砂漠や泥濘地、山岳地帯まであらゆる路面を走破して競う「ラリーレイド」のなかでも世界一過酷なイベントとして知られている。
今回のダカールラリーは、2021年1月3日に紅海に面した都市ジッダをスタートし、サウジアラビア国内を反時計回りで巡り、1月9日に北部の町ハイールでの中間休息日を経て、後半戦は再びジェッダへと戻る、全長7646km、SS:4767kmを13日間で走破する過酷なラリーとなる。
最終日はペテハンセル/ブランジェ組が2位のトヨタ・GAZOOレーシングのナッサー・アル・アティア選手/マシュー・ポーメル選手組のトヨタ・ハイラックス(#301)に13分51秒の差をつけ、44時間27分11秒で優勝を飾った。
3位には、3ステージで勝利を飾った昨年の覇者、カルロス・サインツ選手/ルーカス・クルス選手組のMINI JCWバギー(#300)が入った。
ステファン・ペテランセル選手は現在、2輪で6回(1991・1992・1993・1995・1997、1998)、そして4輪で8回(2004・2005・2007・2012・2013・2016・2017・2021)、合計14回目の総合優勝を飾っている。
ペテランセル選手は「今回の優勝は本当に嬉しい。レースの大半を総合ランキングでリードしていたので、プレッシャーは計り知れないものだった。だが今回は大きなミスもなく、ほぼ完璧な走りができた。コ・ドライバーのエドワールとボクの間には完璧な信頼関係があり、彼が隣りに座ってくれたことを嬉しく思った。誰も彼以上のことはできないだろう」とコメントした。
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