なぜクルマの「納車式」激減? 新車購入時のお祝い事が減少している理由とは
新車の納車式はどんなことをするの?
減少傾向にある納車式ですが、実際にはどのようなことがおこなわれるのでしょうか。
トヨタ販売店のスタッフは、納車式について以下のように説明します。
「納車日の前に招待状を送付し、当日は手書きのメッセージボード、メッセージカードを作成して予約席を用意します。
納車式では担当の販売スタッフによるクルマ説明と、店長やマネージャーからもお礼の挨拶をし、最後に記念撮影をおこないます。
納車式が終わってオーナーが帰宅する際は、できるだけ店舗全員でお見送りをするようにしています」
納車式でおこなわれる内容としては、クルマの説明、役職者による挨拶、写真撮影、職員全員のお見送りが基本なようです。
記念撮影では、大きなレプリカキーを持って撮影する場合もあり、レプリカキーの用意は店舗によって異なりますが、写真映えするようなディーラーの工夫が見られます。
販売店によっては、納車式の際に撮影した記念写真をその場でプリントアウトし、フォトフレームに入れてプレゼントしてくれるところもあるそうです。
それぞれ趣向を凝らしたプレゼントやサプライズ演出で、オーナーの納車セレモニーを盛り上げようとしている様子がうかがえます。
納車式は、メーカー系の正規ディーラー以外にもガリバーやコバックなどの中古車販売店でもおこなっている場合があるようです。
中古車販売店では、手書きのメッセージカードやウェルカムボードの用意がされていたり、店舗によってはレッドカーペットやバルーンで納車するクルマを装飾しているといいます。
また、輸入ブランドを販売する店舗の場合では、とくに豪華なセレモニーをおこなっているようです。
フォルクスワーゲン販売店のスタッフは次のように話します。
「一般的な販売店がおこなっている納車式の演出に加えて、新車の納車専用に作られた個室の納車室があり、花束の贈呈、フォルクスワーゲンオリジナルグッズのプレゼント、納車のお客様専用の茶菓子の用意などをしています」
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また、メーカーロゴの入った大きなレプリカキーの用意もあるようで、レクサスやアウディではオーナーへのメッセージカードとシャンパンの進呈をしたという納車式もあるようです。
高額なクルマを販売しているだけに、クルマを買ってくれたユーザーへの待遇にも力が入っているような印象を受けます。
納車式自体は減りつつあるものの、家の次に高い買い物といわれるクルマを購入する際には、記念として納車式をやってみるのもいいかもしれません。
そうえば、うちは嫁がするけど俺はしないな。
俺は注意事項の確認だけ十分だからそれですましている。
嫁は家族総出で写真を撮したいから、引っ張り出されて行くけど正直言うと時間の無駄。
一回帰りにガソリンを入れようとしたら、説明を受けていなかったから嫁がプチパニックで結局俺が説明書を読んで宥めたけど何のためになのをするかというのを疑いたくなるわな。
うちは自家用も商用も納車式は勿論、廃車式もやってます。
そして長く使って永久抹消で廃車式です。一礼を捧げて解体工場まで見送ります。
仏滅納車式ならいいかも、店長がスケキヨ君みたいな被り物して車庫から車を出してくれ、只の炭酸水をルーフから掛けてくれるとか。