なぜ軽微な違反に厳しく危険な「あおり運転」は注意のみ? 警察対応にユーザー不満募る

2020年も全国各地で多発し話題にあがった「あおり運転」。年末恒例になっている警察密着のTV番組でも多く取り上げられました。しかし取り締まる側の警察に対してなぜか多くの視聴者が不満を募らせたといいます。

軽微な違反に目を光らせる取り締まり方法が本当によいのか

 ゴールド免許の所持率は50%台と言われています。そのうち、ペーパードライバーが少なくないと思う。

 実際にハンドル握る人で考えたら間違いなく50%を大きく切るハズ。つまりクルマを運転している人の半分以上が、5年以内に何らかの反則キップを切られているということです。

わかりやすい道交法違反は絶対許してはくれず反則キップ切られます
わかりやすい道交法違反は絶対許してはくれず反則キップ切られます

 ゴールド免許から普通の免許になれば任意保険の掛け金が高くなったりするなど、不利益も多い。100歩譲って「厳密に道交法を解釈すると違反したんだから仕方ないだろう」と言われればその通り。

 けれど明らかに危険な運転をして、しかも動画という証拠まで残っていながら警告や説諭で済ませるといのは、善良な一般ドライバーからすると全く納得いかないと思います。

 軽微な違反で問答無用に反則キップ切り、警察に対する感情を悪化させるのは、警察にとって好ましいことではないです。

 大雪が降る大晦日の夜も皆さんコタツに入ってTV見てる元日も、仕事している警察官はいます。そうした現場の士気を高めるためにも、愛され、信頼される警察になるような取り締まり方法を考えるべきだと考えます。

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Writer: 国沢光宏

Yahooで検索すると最初に出てくる自動車評論家。新車レポートから上手な維持管理の方法まで、自動車関連を全てカバー。ベストカー、カートップ、エンジンなど自動車雑誌への寄稿や、ネットメディアを中心に活動をしている。2010年タイ国ラリー選手権シリーズチャンピオン。

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