「変わりすぎてビックリ!」 マイナーチェンジで見た目がガラッと変わった車5選
フルモデルチェンジ級の改良がおこなわれたセダンとは?
●フルモデルチェンジにしか見えないレクサス「IS」(2020年マイチェン)
レクサス「IS」は、レクサスのセダンラインナップのなかでもっとも小さなモデルです。同クラスには、メルセデス・ベンツ「Cクラス」、BMW「3シリーズ」、アウディ「A4」があり、レクサスのなかでは量販したいモデルともいえます。
3代目(日本では2代目)となる現行モデルは、2013年5月に発売が開始されました。2代目モデルが約8年でフルモデルチェンジがおこなわれており、現行モデルもフルモデルチェンジが近いタイミングではありましたが、2020年11月にビッグマイナーチェンジがおこなわれました。
ビッグマイナーチェンジでは、通常のフェイスリフトとは異なり、ISらしいデザインイメージを踏襲し、レクサス共通のスピンドルグリルを採用しながらスポーティなデザインになりました。
とくにボディ全体が一新され、ボディサイズが全長30mm、全幅30mm、全高5mm拡大。フロントから見たスタイルがよりワイド&ローで安定したイメージに変わっています。
リアのデザインも一新し、左右からつながるリアコンビネーションランプやレーシーにブラックアウトされたバンパーなど最新のトレンドにスポーティなテイストが追加され、まったく新しいイメージに仕上げられています。
サイド部のデザインでは、サイドのドア、ピラー部分に加え、給油口の位置も変更。エクステリアだけ見たら同じ部分を見つけるのが困難なほど一新し、もはやフルモデルチェンジではないかとも思える変更がなされています。
インテリアでも最近流行のディスプレイがダッシュボードに刺さっているようなイメージの10.3インチワイドディスプレイが採用され、エアコン吹き出し口、メーターなどもスポーティにリファインされました。
また、見えない部分でも変更が加えられています。例えば、日本車のホイールはハブナットで固定していますが、欧州車でよくみられるハブボルトで固定するタイプに変更し、取り付け剛性を高めたとされています。
ビッグマイナーチェンジでISはフルモデルチェンジ並みに魅力が高まりましたが、SUV人気に押されてセダンが軒並み販売終了となるなか、ISの人気が復活するのかどうかに注目です。
●定番の押し出し感をプラスしたホンダ「オデッセイ」(2020年マイチェン)
初代オデッセイはファミリーカーとして大ヒットしたミニバンでした。
しかし、最近では販売数が減少し、2013年9月に発売が開始された5代目の現行モデルは、上級ミニバンの「エリシオン」と統合。リアに両側スライドドアを装備してオデッセイとエリシオンを2で割ったような仕様となりました。
また4代目までのオデッセイのような車高が低めのミニバンは、トヨタ「アイシス」、「ウィッシュ」、日産「プレサージュ」、「ラフェスタ」、マツダ「プレマシー」、ホンダ「ジェイド」、三菱「グランディス」などがありましたがすべて販売終了。
残るトヨタ「プリウスα」も2021年3月までに生産終了する予定となっており、ミニバンは背の高いモデルに集約されてきています。
そのような厳しい状況のなか、約7年が経過した2020年11月にオデッセイのビッグマイナーチェンジがおこなわれました。
フロントは大きくイメージが変わりました。初期モデルはノーズが低いデザインが採用され、スポーティな印象でしたが、ビッグマイナーチェンジでは、最近流行の大型グリルを備え、角ばったフロントフェイスは、高級感と押し出し感のあるテイストになりました。
トヨタ「アルファード」の独り勝ちという高級ミニバン市場において、大幅改良でどの程度ユーザー拡大ができるか楽しみです。
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マイナーチェンジで見た目がガラッと変わったクルマ達の販売ボリュームはそれほど大きくはなく、フルモデルチェンジの開発費をかけるほどではないという環境におかれたモデルが多いです。
フルモデルチェンジしたモデルも魅力がありますが、初期モデルの不具合や短所を改良したしてきたモデルは、熟成された良さと最新の装備を手に入れられるという長所もあります。
あえてフルモデルチェンジから時間がたったクルマを選ぶことで、満足度を高められることもあるのではないでしょうか。
UCF20系セルシオもマイナーで前面はかなり変わったのだけど、あれって実は二代目セルシオが発表された時点であったのかも?
UCF10系末期でVVTiの1UZはスクープされてたしね。
後はRVRも輸出仕様だったか?顔がエクリプスクロスみたいに変わったし
自分は何時も思うけどマイナーチェンジの仕様はフルチェンジの時に既に存在する?てな感じなんだよねw
スタンザ&オースターもあるぜよ
変わったと言っても殆どがグリル&テールランプ程度の小変更。それにくらべ、プレーリー→プレーリーJOYはほぼ全ての外板とグリル&テールランプが変更された「マイナーチェンジ」でしたね。
カリブもマイナーチェンジで大きく変わった車に思えました。