コロナ禍だもの…「クリぼっちで何が悪い」 Xmasのおひとり様向けな車3選
新型コロナ禍に見舞われた2020年。多くのイベントが中止となりましたが、クリスマスは今年もやってきます。例えひとりのクリスマスでも、「クルマが好き」「運転が好き」であれば、ドライブで寂しさを紛らわせるかもしれません。おひとりさま向けなクルマを3車種ピックアップして紹介します。
軽自動車ではないのに全長3m以下! 超コンパクトモデルたち
今年も12月24日、すなわち「クリスマス・イブ」がやってきました。新型コロナ禍でさまざまな影響が出た2020年、さまざまなイベントが軒並み中止となるなか、クリスマス・イブに人と会うのを自粛しようと考えている人も少なくないかもしません。
しかしクルマが好き、運転が好き、という人であれば、ひとりで愛車のハンドルを握りドライブすることこそが、至福の時間と考える人も少なくないでしょう。目的地もなく、ひとりで淡々とドライブするのも楽しいものです。
そこで、「ケーキもチキンもプレゼントもいらない」という貴方に向けて、おひとりさま向けなクルマを3車種ピックアップして紹介します。
●トヨタ「iQ」
トヨタ「iQ」は、2008年に発売されたコンパクトカーです。普通車(登録車)であるにも関わらず、多くの軽自動車さえ下回るほどの、2985mmという非常に短い全長が特徴となっていました。
全幅は1680mmに設定されており、ボディをそれぞれ前と横から見たときの印象はかなり異なります。
乗車定員について、標準仕様は4名に設定されているものの、実際に快適に移動できるのは「大人3人+子ども1人」が上限でした。後席を廃した2シーター仕様も存在しています。
搭載されるエンジンは、1リッターと1.3リッターで、後者にはMT仕様の設定もありました。
また100台限定のモデルとして、過激なコンプリートモデル「iQ GRMN スーパーチャージャー」も2012年に登場。
ブリスターフェンダーにより全幅は1705mmまで拡大されたほか、スポット溶接を増やして強化されたシャシ、専用サスペンション、スーパーチャージャーが装着され122馬力を発揮する1.3リッターエンジンを採用するなど、とにかくスポーティに仕立てられたモデルでした。
100台限定モデルだったこともあり、現在入手するのは至難の技といえますが、おひとりさまのドライブを最大限に楽しめるクルマだったといえるでしょう。
●スマート「フォーツー」
メルセデス・ベンツが展開する超小型車ブランドのスマートは、1998年に初代モデルがヨーロッパで登場し、2000年に日本へ上陸。
4ドア・4人乗りの「フォーフォー」などもラインナップされてきましたが、スマートとしてもっともアイコニックなのは2ドア・2人乗りの「フォーツー」といえるでしょう。
3代目スマート・フォーツーは2015年に限定モデルとして日本に市場に導入されました。2人乗りということで、全長は前述のiQよりさらに短い2785mm。全幅は1665mmです(全長・全幅はともにブラバススポーツ)。
搭載されるエンジンは1リッターと0.9リッターターボで、高速巡航時はメルセデス・ベンツらしい安定感を見せます。
なお、今後スマートは電気自動車の専用ブランドになる予定で、中国の合弁会社であるスマート・オートモビルが次期モデルを開発しています。
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