田舎の軽ワゴン率は異常? 軽自動車需要に地方格差が存在 コロナ禍で購買層に変化あり

コロナで都心のクルマ無し世帯が軽自動車を購入

 都心部では、地方に比べると軽自動車のニーズはそこまで高くないことがわかりましたが、最近は新たなニーズが高まっているといいます。

 前出とは別のスズキの販売店スタッフは次のように話します。

「これまで軽自動車というと単なる移動手段というイメージが強かったですが、ジムニーやハスラーといったデザインも優れたモデルは、ファーストカーとして選ばれることも増えています。主に人気なのは、20代から30代の若年層です。

 また、最近では、コロナによる自動車需要の高まりにより、高齢層からの需要も増えています。

 実際に先日は、『これまではクルマを持っていなかったが、コロナの影響で公共交通機関を回避しようとクルマを買うことにし、安くてオシャレなハスラーに即決した』という40代のお客さまがいらっしゃいました。

 同じように、コロナ禍以降はクルマ移動をするために軽自動車を購入される40代から50代は増えています」

意外にもファーストカー需要を押し上げているスズキ「ジムニー」
意外にもファーストカー需要を押し上げているスズキ「ジムニー」

 新型コロナウイルスは、人々の移動に大きな影響を与えています。

 2020年12月時点に実施された「主な移動手段」についての調査では、コロナ以前よりも公共交通機関を利用する人は10%近く減少。

 反対に、自家用車などのクルマ移動をする人は5%以上増加しており、生活スタイルの変化が見て取れます。

 そのため、クルマを持たないユーザーが多い都心部でも、コストを抑えられる軽自動車の販売は伸びているようで、前出とは別の首都圏のスズキ販売店スタッフも「コロナ以降、年代を問わず軽自動車が売れるようになった」と話しています。

※ ※ ※

 ただでさえコロナ以前から新車販売における軽自動車の占める割合は増加傾向にありましたが、コロナ以降はさらに拍車がかかっているようです。

 人々のライフスタイルを大きく変えてしまった新型コロナウイルスによって、軽自動車は単なる足ではなく、コストパフォーマンスが良く感染対策にも優れた「新時代のファーストカー」として認知され始めているようでした。

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3件のコメント

  1. 田舎ねw 本文中では使いにくい表現だな。

    • 交通事情や感染、趣味と車を所有する理由は様々だと思いますが、結局、言いたい事は、地方と都市では必要な理由が違うと言う事では?少なくとも都会、田舎ではないでしょう。

      田舎でも交通事情か良くって、車の必要性がなければ高くつく車なんて要らないしねぇ。いりもしない物を持つ方がよほど贅沢ですよ。話すだけならスマートホンなんて要らないでしょう?

      ま、確かに田舎ほど交通事情がわるい傾向にありますし、都会は都会では駐車場の問題もあって沢山の車が持てないしねぇ。

      かくいう私も車好きで、大雪用クロカン4WD、普段使いセダンFR、ステーションワゴンFFの3台を同時使用しておりましてますが、これも趣味で、、、。興味なければ4WDステーションワゴン1台でしょうね。事実交通の便に問題がなく、使う必要もなかった東京赴任中は駐車場代がもったいなくて車は田舎においたままでした。そんなもんです。

  2. タイトルにある「田舎の軽ワゴン率は異常?」の記事はどこ?

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